PS4向けアクションRPG『GRANBLUE FANTASY PROJECT Re: LINK(仮)』新映像公開。美しい田舎町と華麗な戦闘が描かれる

Cygamesは1月19日、プラチナゲームズと共同開発作品である3DアクションRPG『GRANBLUE FANTASY PROJECT Re: LINK(仮)』の開発中プレイ動画を公開した。今回発表されたものは、より実際のプレイに近いものとなっている。

Cygamesは1月19日、プラチナゲームズと共同開発作品である3DアクションRPG『GRANBLUE FANTASY PROJECT Re: LINK(仮)』の開発中プレイ動画を公開した。これまで発表されていた情報は、物語の壮大さや登場するキャラクターにスポットを当てた内容であったが、今回発表されたものはより実際のプレイに近いものとなっている。

『GRANBLUE FANTASY PROJECT Re: LINK(仮)』(以下、Re: LINK)は、Cygamesが運営するブラウザRPG『グランブルーファンタジー』(以下、グラブル)の世界観を元にプラチナゲームズと共同開発中の3Dアクションゲーム。『グラブル』の世界は空中に浮かぶ島々から成り立っており、「騎空艇」と呼ばれる空を飛ぶ船を用いて旅をする冒険家「騎空士」達が日夜世界のさまざまな場所で冒険を繰り広げている。相棒の小さな竜「ビィ」と暮らす騎空士に憧れる主人公「グラン」は謎の少女「ルリア」、護衛の女騎士「カタリナ」との出会いを経て、かつて父が訪れたという伝説の島「イスタルシア」に向かうことを決意する。

そして『Re: LINK』の物語は、旅の途中の事故により切れてしまった「グラン」と「ルリア」の命のリンクを取り戻すため、仲間たちが奔走するというものになっている。そのためプレイヤーはグランではなくさまざまなキャラクターを操り、華麗なアクションでもって障害を突破し切り開いていく。発表された映像は前半と後半の2部構成となっており、前半が女騎士「カタリナ」の視点から田舎町を散策するというシーン、後半がより臨場感のある戦闘シーンとなっている。

前半に関しては『グラブル』内でよく目にする美しい背景が、3Dで完全再現されているということが分かる。さらに『グラブル』に登場する基本一枚絵のモブキャラクター達が動いているというのは勿論、彼らの住居や生活風景などが細かく描写されており、既に『グラブル』をプレイしているユーザーだけでなく、『グラブル』を知らないユーザーも世界観への理解を深めることができるだろう。「カタリナ」の鎧に当たる光の反射や、たなびくマントの陰影もまた特筆すべきものがある。

後半に関しては、「カタリナ」魔術師「イオ」操舵士「ラカム」炎帝「パーシヴァル」の4人が『グラブル』でおなじみのアビリティやそれぞれ固有かつ多彩なモーションを用いて爽快で迫力満点なアクションを繰り広げるという内容になっている。プレイヤーは「カタリナ」を操作しているようだ。動画をよく観てみると、画面左下には『グラブル』内でおなじみの回復薬が見えるほか、敵へのロックオン機能があることが確認できる。左上にはキャラのアイコンの下に青いゲージと黄色いゲージがあり、エフェクトが出る攻撃を使用する時は青いゲージが一部消費され、「奥義」と呼ばれる大技を使う時は黄色いゲージが全て消費されるようだ。連続して奥義を使用した場合「チェイン・バースト」という追加ダメージが発生するのは『グラブル』に準拠している。

戦闘中のモーションはなめらかで大きな崩れもなく、土ぼこりなどのエフェクトもあり丁寧な仕上がりになっている印象だ。プラチナゲームズの技術力の高さを感じさせる。

Takayuki Sawahata
Takayuki Sawahata

娯楽としてだけではなく文化としてのゲームを知り、広めていきたい。ジャンル問わず死にゲー、マゾゲー大好き。

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