Ubisoftは6月28日、オープンワールドゲーム『Tom Clancy’s Ghost Recon: Wildlands（ゴーストリコン ワイルドランズ）』にエンドゲーム・コンテンツ「TIER ONE」モードを実装する無料アップデートの配信を開始した。「TIER ONE」はレベル30に達するとアンロックできる新モードであり、ミッションやシーズンチャレンジをクリアすることで「ティアポイント」を獲得できるようになる。そしてこの「ティアポイント」を使って新たなレベルに値する「ティア」（初期ティアは50、最大ティアは1）を上げ、限定リワードを解除していく。
「ティア」が上がるごとに敵兵が強化され、ゲームの難易度が上がっていく。高「ティア」での戦闘を生き抜くためにも、マップ上やシーズンチャレンジの報酬として手に入る物資を使い、銃器のアップグレードを図るのだ（最大レベルは30）。Co-opでプレイする場合は、メンバーの平均「ティア」に調整される。「TIER ONE」モードはオン/オフの切替が可能で、次の「ティア」に挑む準備ができていなければ、現在のレベルに残ることもできる。
難易度や戦略性からして、過去シリーズ作品よりもカジュアル寄りのゲームとなった『ゴーストリコン ワイルドランズ』であるが、5月に配信された有料DLC「Fallen Ghosts」および今回の「TIER ONE」モードに関しては、通常のゲームモードよりもタクティカルな攻め方が求められる、シリーズファン向けのコンテンツであると言えるだろう。
『ゴーストリコン ワイルドランズ』はPC/PlayStation 4/Xbox One向けに発売中。Steamストアでは7月5日までの間、サマーセールにより通常価格8100円のところ5427円で販売されている。なお5月に実施されたデベロッパーQ＆Aによると、リリース当初から言及されていた4対4の「PvPモード」に関する情報は、今夏に公表される予定とのことだ。
