美しい古代エジプトで統治する『Builders Of Egypt』など最近紹介した開発中のインディーゲームをまとめるWeekly Indie Pick
「Weekly(Monthly) Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で取り上げたタイトルをおさらいする企画。今回は2019年6月14日(金)から2019年7月12日(金)の間に紹介したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。
今回注目したいのは『Builders Of Egypt』。Unreal Engine 4の美しい映像で、古代エジプト文明を描く統治シミュレーションゲームだ。古代エジプトということで、もちろんピラミッドが登場する。そのほか、さまざまなモニュメントを建設することが可能だ。オベリスク、巨大な彫像、カルナック神殿といったモニュメントを都市の中に建設することができるという。
Skybolt Zack
フランスのインディースタジオDEVS MUST DIEが、ハイスピード・アクションゲーム『Skybolt Zack』を開発中だ。PCゲームストアGreen Man Gamingのパブリッシング部門が販売を担当し、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに2019年第3四半期に発売する。Steamのストアページによると、日本語表示にも対応するようだ。『Skybolt Zack』は、昔ながらのアクションゲームや、コナミの音楽ゲーム『pop’n music』のメカニクスから影響を受け、それらをミックスする形で制作されているという。ステージは48種類用意される予定で、ボスステージもある模様(紹介記事)。
Builders Of Egypt
『Builders Of Egypt』は、あなたが古代エジプト文明のとある都市の統治者となり街を発展させていくシミュレーションゲームだ。古代エジプトの初期王朝時代からクレオパトラの死(古代エジプト王朝の滅亡)までをプレイすることができる。それぞれ紀元前3100年頃から紀元前30年の出来事なので、約3000年の時を遊ぶことができるようだ。ナイル川のほとりの土地に道を敷設し区画を整理しながら、農場や建物を建築して都市を作り上げていくことになる。3Dグラフィックで表現される都市は、建物だけではなくそこで暮らす人々の姿も見ることができるので、自分で作った街の景観を楽しむだけでなく人々の生活を眺めることも可能だ(紹介記事)。
Vicious Circle
『Vicious Circle』は、カラフルなSF世界を舞台にする4対1の非対称マルチプレイゲームだ。試合開始時には、5人のプレイヤーのうち4人は傭兵に、そして残る1人はモンスターとしての役割が割り当てられ、巨大な怪物となったプレイヤーは傭兵たちを全滅させるべく襲っていく。一方の傭兵のプレイヤーたちは、モンスターと戦いながら、マップ内に点在する「ナゲット」と呼ばれるアイテムを集めていく。ナゲットを規定数集めるとマップのどこかにある退避ゾーンが起動するため、そこへ行きマップから脱出することを目指すのだ。ただし、脱出できるのはひとりだけである(紹介記事)。
Figment: Creed Valley
インディースタジオBedtime Digital Gamesが、『Figment: Creed Valley』をPC(Steam)向けに開発中だ。本作は、人間の心の奥を舞台にするミュージカル・アクション・アドベンチャーゲーム『Figment(フィグメント)』の続編である。前作はSteamのほか、Nintendo Switch/PlayStation 4向けにも国内発売された。『Figment: Creed Valley』は、前作のアンコールという位置付けだそうで、ネコのような風貌のダスティーと、その友人の鳥パイパーがふたたび主人公となる。シュールレアリズムを思わせるアートスタイルで描かれる本作の世界や、そこに生きるキャラクターたちは人の心のうちを表現している(紹介記事)。