カテゴリー レビュー・インプレ
レビューは、オンラインゲームなど終わりがないものを除き、原則クリアしたタイトルを対象にしています。アーリーアクセスやデモなど正式発売前のゲームはプレビュー、軽い紹介はインプレッションとして分けています。
自分を殺して欲しい少女と殺人鬼の物語を描くサイコホラーアドベンチャー
『殺戮の天使』レビュー。神の存在を問う奇抜かつ至高の物語
『殺戮の天使』は、RPGツクールにて制作された古き良き国産サイコホラーADVである。起動してすぐに表示された見下ろし型の俯瞰画面を見ると、良くも悪くもどこかで見たことがある作品のように感じられるだろう。しかしよくある見た目とは裏腹に、本作にはとても独特な物語と、その物語を語るためのさまざまな工夫がちりばめられている。
時代の流れに逆らった、チャレンジ精神溢れる名作アクション「プリニー」シリーズ
みなさんには「個人的に心に残ったゲーム」はないだろうか? 新作ではないけれど、ユーザーから広く認知されている訳ではないけれど、遊んでみるとなかなか楽しい、そんなゲームはないだろうか?やや強引ではあるが、筆者の心に残ったゲーム「プリニー」シリーズをとりあげる。
『The Turkey of Christmas Past』を紹介。猫男が七面鳥を斬り刻みクリスマスを守る風刺短編作
今回紹介するのは、擬人化した猫が七面鳥の群れを斬り刻んでいく3人称視点の3Dアクション『The Turkey of Christmas Past』である。本作で描かれるのは、「クリスマスの阻止を企む七面鳥たち」という、ある意味ホリデーシーズンらしい物語だ。
怪異からエネルギーを吸収する企業を描いた『Lobotomy Corporation』を紹介、世界観と演出が光る怪物マネジメントゲーム
『Lobotomy Corporation』は、総じてAbnormalityという分類に振り分けられた怪物を収容し、それらの怪物から何らかのエネルギーを吸収して販売する企業を描いた、風変わりなマネジメントゲームである。
ワンコインで遊べるローグライク風の2D脱衣アクション『Dragon Knight』早期アクセス版を紹介
ワンコインで2Dハクスラアクション、ローグライク風のゲームプレイ、そして女性キャラの脱衣。この3つに対する欲求を満たしたい。そんな願いを叶えようとしているのが『Dragon Knight』である。
『ヒーラーは二度死ぬ』レビュー。ヒーラーとは司令官だ、管理・情報処理能力が試される後衛シミュレーター
『ヒーラーは二度死ぬ』は2016年6月にSteamとPLAYISM、PlayStation 4で発売されたPon Pon Gamesによるリタルタイムヒーリンストラテジーゲームだ。本作はRPGのパーティーにおける後衛のひとり「ヒーラー」を操作し、騎士とともに迷宮脱出を目指すことが目標となっている。
惑星探索アドベンチャーゲーム『ASTRONEER』を紹介。未成熟ながら、根っこは丈夫。新たな定番宇宙ゲームとなる予感
『ASTRONEER』は惑星探索アドベンチャーゲーム。サバイバルやサンドボックスといった要素も含んでいる。本稿はレビューではなく、『ASTRONEER』の魅力について紹介していく。早期アクセスながら『ASTRONEER』には20ドル以上の価値があると感じた。
国産無料アクションRPGゲーム
『箱庭えくすぷろーら』を紹介。
エロスとドット絵へのアツい思いと秀逸なゲームデザイン
『箱庭えくすぷろーら』は、眺めているだけで懐かしい気持ちになるクオータービューに、軽快な操作性を組み合わせた国産アクションRPGだ。細部まで作り込まれたグラフィックは静止画ではなく、キャラクターはもちろん、背景まで生きているかのようにぐりぐりと動く。
『Owlboy』レビュー
懐かしさと新しさをつなぐ、ビデオゲーム時代のストーリーテリング
メトロイドヴァニアで描く、冒険活劇と少年ドラマの素敵なハーモニー。これに空想とロマンたっぷりのピクセルアートを詰め込んだのが『Owlboy』だ。もしかすると、この物語は別の世界で君が体験した少年時代かもしれない。
『人喰いの大鷲トリコ』レビュー
確かめられない「絆」、優しくも残酷な誤解の可能性
『人喰いの大鷲トリコ』は発売された。もうそれは成されたことであり、すでに過去形で表現可能なものとなった。その瞬間、幸せな夢は覚め、現実の時間は流れ始める。7年の月日が過去から怒涛のように流れ込んでくると同時に、リアルとなった夢の産物を検証しなければならない時が来た。