カテゴリー レビュー・インプレ

レビューは、オンラインゲームなど終わりがないものを除き、原則クリアしたタイトルを対象にしています。アーリーアクセスやデモなど正式発売前のゲームはプレビュー、軽い紹介はインプレッションとして分けています。

『龍が如く6 命の詩。』レビュー。「桐生一馬」という男の圧倒的存在感による功と罪

「桐生一馬最終章」という謳い文句と共に、シリーズの区切りとして発売された『龍が如く6 命の詩。』の注目点は、まさにその「桐生一馬」の英雄譚の決着につきる。シリーズで語られてきた物語のテーマにどう決着をつけるのか、今までの話にどう折り合いをつけるのか。

自分を殺して欲しい少女と殺人鬼の物語を描くサイコホラーアドベンチャー
『殺戮の天使』レビュー。神の存在を問う奇抜かつ至高の物語

『殺戮の天使』は、RPGツクールにて制作された古き良き国産サイコホラーADVである。起動してすぐに表示された見下ろし型の俯瞰画面を見ると、良くも悪くもどこかで見たことがある作品のように感じられるだろう。しかしよくある見た目とは裏腹に、本作にはとても独特な物語と、その物語を語るためのさまざまな工夫がちりばめられている。

時代の流れに逆らった、チャレンジ精神溢れる名作アクション「プリニー」シリーズ

みなさんには「個人的に心に残ったゲーム」はないだろうか? 新作ではないけれど、ユーザーから広く認知されている訳ではないけれど、遊んでみるとなかなか楽しい、そんなゲームはないだろうか?やや強引ではあるが、筆者の心に残ったゲーム「プリニー」シリーズをとりあげる。

『ヒーラーは二度死ぬ』レビュー。ヒーラーとは司令官だ、管理・情報処理能力が試される後衛シミュレーター

『ヒーラーは二度死ぬ』は2016年6月にSteamとPLAYISM、PlayStation 4で発売されたPon Pon Gamesによるリタルタイムヒーリンストラテジーゲームだ。本作はRPGのパーティーにおける後衛のひとり「ヒーラー」を操作し、騎士とともに迷宮脱出を目指すことが目標となっている。

惑星探索アドベンチャーゲーム『ASTRONEER』を紹介。未成熟ながら、根っこは丈夫。新たな定番宇宙ゲームとなる予感

『ASTRONEER』は惑星探索アドベンチャーゲーム。サバイバルやサンドボックスといった要素も含んでいる。本稿はレビューではなく、『ASTRONEER』の魅力について紹介していく。早期アクセスながら『ASTRONEER』には20ドル以上の価値があると感じた。

国産無料アクションRPGゲーム
『箱庭えくすぷろーら』を紹介。
エロスとドット絵へのアツい思いと秀逸なゲームデザイン

『箱庭えくすぷろーら』は、眺めているだけで懐かしい気持ちになるクオータービューに、軽快な操作性を組み合わせた国産アクションRPGだ。細部まで作り込まれたグラフィックは静止画ではなく、キャラクターはもちろん、背景まで生きているかのようにぐりぐりと動く。