『Dead by Daylight(DbD)』殺人鬼「エクセキューショナー」立ち回りとパーク考察。使用難易度高めキラーの使い方
アドオン解説
最後に、エクセキューショナーが持つアドオンの解説をして本記事のまとめに入りたい。既に知っている方も多いと思うが、アドオンのレア度はウルトラレア/ベリーレア/レア/アンコモン/コモンの5種類存在し、それぞれ赤/紫/緑/黄/茶の5色で分別されている。本記事では能力毎に解説を入れるため、アドオンのレア度は画像を参照して確認してほしい。
■玉虫色のメタトロンの紋章
・生存者を贖罪の檻に送り込むと、煩悶に苦しむ生存者のオーラが6秒間視えるようになる
生存者を檻に送った後、煩悶の状態異常を持つ生存者が他にいればそのオーラが視えるようになるアドオン。索敵の手間が省けるため、試合のスピード感を高めることができる。ウルトラレアアドオンと価値が高く容易に入手はできないが、堅実かつ便利な効果を発揮してくれるだろう。
■黒曜石の祝杯
・エクセキューショナーは裁きの儀式の上に立つと、探知不可のステータス効果を得る。
能力により敷いたトレイルの上を歩き続けることで、探知不可のステータスを得ることができる童心を取り戻せるアドオン。トレイルから足を踏み外さぬよう生存者に忍び寄ろう。この白線から落ちたら死ぬぞ!強いか弱いかはさておき楽しい。
■失われた記憶の書
・裁きの儀式の効果を受けた生存者は45秒間、忘却のステータス効果に苦しむ
エクセキューショナーが持つアドオンの中でも非常に強力な部類のアドオン。マップ上に敷かれたトレイルの上を生存者が歩くと、45秒間忘却の状態異常を与える。殺人鬼がどの方向から迫ってくるか、また迫ってきているのかすら判断がつかなくなるため、このアドオン1つで与えるプレッシャーは非常に大きい。
■赤の祭祀の書
・負傷した生存者が煩悶の影響を受けると、出血のステータス効果に苦しむ
特に使い道がないため、取得をおすすめできないアドオン。負傷した生存者がトレイルの上を歩くことで、落とす血の量が増えるアドオン。パーク「血の追跡者」と併用することで索敵能力を高めることは出来るかもしれない。
■錆色の卵
・裁きの儀式の効果を受けた生存者は60秒間、目眩ましのステータス効果に苦しむ
生存者がマップ上に敷かれたトレイルの上を踏んだ際に、目眩ましの状態異常を受け、マップ上のオブジェクトや他の生存者のオーラを視る能力が無効化される。例外として、「贖罪の檻」に入れられた生存者のオーラは確認することが可能。狙って効果を付与することは中々難しいが、生存者にとっては地味に嫌な効果だ。そして持続する時間も60秒と長く、ベリーレアとしては面白いアドオンとなっている。
■緋色の卵/霧の目、裁きの跡/ヒョウ柄の布
・裁きの儀式によって引き起こされた殺人鬼の本能の持続時間がかなり/そこそこ/少し増加する
生存者がマップ上に敷かれたトレイルの上を踏むと殺人鬼の本能(リージョンの能力で攻撃した生存者に対して行われる通知と同じ)が発動するが、その発動時間を延ばすアドオン。索敵能力を伸ばす意味では悪くはないが、有効に働く場面は少ないだろう。
■もえるひとの絵/ろう人形/黒のストラップ
・地獄の罰の距離がかなり伸びる/範囲がそこそこ拡大する/範囲が少し拡大する
「地獄の罰」の効果範囲を広げるアドオン。レアのアドオンのみ、範囲が拡大するわけではなく奥行きが非常に伸びる効果となっているため混同しないように。レアとアンコモンを掛け合わせることで、殺人鬼の小屋の端から端までぎりぎり届く程度の距離をカバーできるようになるため、非常に強力なアドオンだ。
■マネキンの足/灰被り姫のオルゴール/鉛の指輪
・裁きの儀式がマップ上に残存する持続時間がかなり/そこそこ/少し増加する
トレイルがマップ上に残る時間が延びるアドオン。索敵中、発電機の巡回中に撒いたトレイルが、いざチェイスとなった際に有効活用できる場面は多々あるため、エクセキューショナーのアドオンの中では強い部類だ。
■ヴァルティエル派の写真/忘れられたビデオテープ/死んだ蝶
・裁きの儀式のチャージ速度がかなり/そこそこ/少し上昇する
能力ゲージの回復速度が上昇するアドオン。チェイス中に「地獄の罰」使用後はゲージを大きく消費した状態となるため、そこからトレイルを敷きたい時に重宝する。しかし場面が限定的なため、そこまで大きくエクセキューショナーを強化できる要素とはならない。
■虐げる者の銘板/槍の穂先/銅の指輪
・裁きの儀式が発動する合計時間がかなり/そこそこ/少し増加する
合計時間と分かりづらい表記となっているが、能力ゲージの最大値を増やすアドオンとなっている。最大値が増える=裁きの儀式を発動する時間が増えることから合計時間という表現。殺人鬼としての強さには直結しない要素だが、適当にトレイルを敷いて敷いて移動することで、ぼやぼやしてる生存者が踏んでくれるかもしれない。
『Dead by Daylight』新コンテンツ「サイレントヒル」とのコラボで追加されたエクセキューショナーの解説はこれにて以上となる。多少能力に複雑さはあるものの、これまでの儀式の在り方をがらっと変えた殺人鬼がこの度実装されることとなった。ぜひ本記事で少しでもエクセキューショナーへの理解を深めて頂けたら幸いだ。
最後に、筆者から1つお知らせです。新コンテンツ等の検証を現在ランク戦でしか行えない環境のため、プライベートマッチで検証を手伝って頂けるSteam版『Dead by Daylight』のフレンドをこの場を借りて募集させて頂きます。検証と言っても堅苦しいものではないため、どなたでも歓迎します。さまざまなパーク・アドオンを組み合わせ色々試したいので、ぜひご協力頂ければ嬉しいです。Steam ID「haraoh」まで申請お送りください。こちらが受理した後にメディア「AUTOMATON」から来たことをお伝え下さい。よろしくお願いいたします。