超美形”罪人達”を取り調べられるゲーム『無期迷途』が最近盛り上がってるらしい。抜群のストーリーとキャラは健在、初期やめ勢も納得の遊びやすさ

「『無期迷途』のバージョンが最近盛り上がっているので遊んでほしい」との話を編集部からいただいた。久々にダウンロードしてみることにした。

「『無期迷途』の最新バージョンが盛り上がっているので遊んでほしい」との話を編集部からいただいた。新章が最近実装されたとのこと。筆者はかつて同作をちらっとプレイしていたが今はプレイしていない。今どんな状況になっているか、気になる。ということで、久々にダウンロードしてみることにした。

ちなみに、『無期迷途』が今盛り上がっている理由としては、錆というキャラがとてつもなく人気らしい。そのコンテンツまで味わいところだった。結果として、そこまでは短期間でたどり着けなかったが、しばらくプレイした結果、かなり進めやすくなっていると感じた。特にストーリーを楽しめる作りになっている。まずは『無期迷途』がどういう作品か、自分のプレイ歴を含めて説明したい。

無期迷途』は、AISNO Gamesが開発・運営するタワーディフェンス系ゲームである。対応プラットフォームはiOS/Android。プレイヤーはミノス危機管理局の局長となり、特殊能力を持つ危険な「コンビクト(罪人)」たちを指揮・逮捕し、謎の病・狂瞳病がはびこる罪悪都市ディスシティの謎を追うことになる。2022年10月27日にリリースされ、現在運営4年目に突入している作品だ。

リリース当初は少しだけプレイしていたが……

筆者はリリース当時早々にインストールし、このゲームからは脱落してしまった。だが、これには理由がある。特殊能力を持つ犯罪者を使ってディストピアな世界を生き抜くという悪をもって悪を制する、あるいは悪をもって正義を行う物語は大変好みだった。

加えて、他には類を見ないビジュアルが大変印象的だった。リリースから数年たった今も同じようなビジュアルのゲームは見ないように思う。キレイ系を通り越してバチイケ女子とでもいいたくなるような雰囲気が漂うキャラクターが最高レアとして設定されており、見た目も性能もたいへん強い。一方で主人公は薄幸そうな雰囲気を漂わせており、実を言うとどのコンビクトたちよりもビジュアルが好みでゲームをプレイする大きな動機になっていたのである。

ではなぜかやめたというと……その時期にちょうど時間がなかったからである。後述するようにプレイ時間の問題もあり、魅力はあるけれど、「自分の中の一番」にはならなかった。それが自分の『無期迷途』ではあった。

メインストーリークリア報酬で選べる美しさの圧が強いS級コンビクトたち

儚げな見た目ではあるがストーリーを進めると印象が変わる女主人公

再ダウンロードしてその良さを再認識

そんなことを思い出しながらゲームを再ダウンロードし、リリース時以来のプレイとなったが、アカウントが残っていたのは幸いだった。改めてストーリーを追いかけ、ゲーム内のビジュアルを見て「やはりこのゲームのビジュアルとストーリーは無二のものだな」という思いを再認識した。

頭身の高い美形たちが目立つビジュアルは他のゲームにはない魅力があり、その美形たちが普通の人間ではない。ガチャから登場するコンビクトたちは全員罪人という設定であり、一般的なゲームなら交流や信頼度の上昇と言われるような行動は取り調べであり、信頼度ならぬ服従度が上昇する。主人公である局長は自らの持つ「枷」という特殊能力でコンビクトたちを服従させ操っているが、これによりコンビクトたちと精神的なつながりが出来上がるため「犯罪者を服従させる支配者」以上の関係性が物語に生まれるのだ。なお、コンビクトとは先に書いた狂瞳病という病気にかかることで特殊能力を手に入れたものであり、精神的に不安定な状況になりがちな存在である。そんな状態のある意味悪人を従えて別の悪人を狩る物語が『無期迷途』の魅力だ。

登場するキャラクターは一癖も二癖もあり、善人が出てきても「ある意味善人」とただし書きをつけたくなるような存在だ。そして悪人は容赦なく悪人である。そんな人間たちが見せる物語は見ていてある意味清々しい。序盤に登場する悪人のテッドは敵を尋問する際、平気その仲間に銃を向けるし、それで情報を入手したら撃って始末しようとする。こんな人間が「手を組もう」と言ってきてもまったく信用できない!

もちろん、その悪人と戦う自分の仲間も善人故に戦っているわけではなく、そのストーリーに登場する他のコンビクトもまた自分の信念に従って戦ってはいるが、それが善なる意思によるものではない。このようなハードな物語は他のゲームにはなかなかないものである。

自分は味方だ、と言って寄ってくる悪役にロクな奴はいないという典型例

一方、久々のプレイで物語の部分において、自分が脱落した理由を思い出した。このゲーム独自の戦闘システムである。多くのタワーディフェンス系ゲームでは、ユニットを置いたら置きっぱなしなので「いかにうまくユニットを配置するか」がキモになるのだが、このゲームはユニットを動かす事ができ、リアルタイムストラテジーのような忙しさがある。敵が前から来るだけでなく後ろから来た場合、ステージ上のユニットを動かして対処する必要があるのだ。独自性があって大変おもしろいのだが、逆に集中してプレイする必要があり、どうしてもプレイ時間を取られてしまう。

このゲームだけをプレイしているならばじっくりとやり込む余裕もあるが、複数ゲームを同時進行している身としてはそれもなかなか難しい。今回の再プレイで、ゲーム自体が嫌いになってやめたというわけではなく、改めて自分の好みの作品だなと再認識することになった。

左下の主人公を守るのだがステージによってはユニットを動かす必要がある

現行最新環境をテストプレイしてゲームの進化を確認

そのような感想を抱いていたところ、AISNO Games様のご厚意で現状の最新バージョンを最新のメインをクリアした状態でプレイさせていただいた。その状態でのプレイとゲーム序盤の再プレイ経験を比較することで「最新の環境ではどこまで便利になっているか」ということを再認識できたので紹介したい。

最新バージョンにおいて、メインストーリーに難易度【簡単】と【通常】が追加された。8章をクリアすると解放される機能で、9章以降は難易度を下げた状態でメインストーリーを遊べるのだ。一種のストーリー閲覧用モードと思われる。

先に書いたようにこのゲームの戦闘はしっかりと考えてユニットをきっちり動かさないと先に進めない作りになっている印象だ。そのため、ある程度先に進んではいるがそこまで育成が進んでいない、などの新規プレイヤーにはありがたい機能なのではないだろうか。自分はストーリーをガンガン読みたい派なので、シンプルに嬉しい。

通常モードに比べて推奨レベルが低くなっている簡単モード

次に、パルマ廃墟と記憶の嵐の曜日制限がなくなった。パルマ廃墟は各コンビクトのランクアップ素材入手用ステージであり、記憶の嵐は罪の刻印というコンビクト用装備入手用ステージとなる。そもそもこのゲーム、1回クリアしたステージは回数指定してスキップすることがで、素材集めの周回などは大変楽な作りになっている。一方で「今日はこのキャラを育成したいのにその素材用のステージが解放されていない」というのは育成の阻害になりうる要素だ。これはゲームを開始してまもないプレイヤーにも大変ありがたい機能はないだろうか。

全て終日解放となっているパルマ廃墟と記憶の嵐

また、最新のバージョンで追加された要素ではないが、自分がプレイしていなかった頃にはなかった要素として「歴史モード」という機能が実装されている。これは常設されたイベントやメインストーリーを時系列に閲覧できるようになっているもので、後から「あのイベントはこのイベントの前の出来事だったのか」といったことを確認するのに役立つだろう。ストーリーを重視した作品である無期迷途にとって、この機能は重要なものだと思った。少なくとも筆者はそういうストーリーのつながりや関係を調査、把握するのが好きなので、それをゲーム側で補助してくれるのは大変ありがたい。

ひと目で時系列がわかりやすい歴史モード


『無期迷途』は今からでも追いかけやすいゲーム

以上、最新の環境をプレイしていて思ったのは「ストーリーを追えるような整備がきっちりされている」という点だ。売りの1つであるストーリーを読んでもらうための難易度の低下や、育成を容易にするという地道な改善からそのような要素が感じられた。前述した「戦闘の難しさ」「戦闘に時間をとる」という点についても、簡単モードによってある程度解決されている認識だ。派手な部分ではないが、地道な改善という「運営型ゲーム」ならではの強さを感じる。

最新バージョンの内容については、今回のプレイでは追いきれなかった。聞いたところによると、今回のバージョンで実装された新コンビクトとして実装された錆の人気がかなりすさまじいようだ。また初期キャラのゾーヤの新スキンも人気のようである。

このへんも追いかけたかったが、しばらくプレイした程度で、4年間ものコンテンツを全部追い切るのは無謀ではある。ちゃんと追いかけきってからこそより味わい深くなると思うので、じっくりストーリーを読み進めておきたいと思う。少なくとも、ストーリーを追っていくためのサポートはきっちりされている。

無期迷途』はiOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。

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怪しい隣人
怪しい隣人

主にスマホゲームを中心に、サービス終了したゲームの情報を収集したり、開始早々ダメなことになっているゲームの情報を紹介するのが趣味です。サービス終了ゲーム死亡リストは1500件を超えました。年々ゲームが複雑になり、ダメさを判定するのに時間がかかるのが最近の悩みです。

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