SIEの新作ゲーム紹介プログラム「State of Play」第2回まとめ。『FF7』リメイクや『モンハン:ワールド』大型DLC「アイスボーン」など多数の情報
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは5月10日、PS4に関する情報を発信するWeb番組「State of Play」を放送した。第2回となる今回は、日本語のナレーションにフリーキャスターのジョン・カビラ氏が登場。12分程度の内容で、『ファイナルファンタジーVII』リメイクや『モンスターハンター:ワールド』の超大型DLC「アイスボーン」を含む7つの新情報が発表された。
最初に公開されたのは『モンスターハンター:ワールド』の超大型DLC「アイスボーン」に関する3分程度のトレイラーだった。まず目を惹いたのは白く染め上げられた銀世界と、雪をまとったモンスターたちの姿。雪のロケーションだけではなく、幻の古龍「イヴェルカーナ」など多数の新モンスターも登場。また、「アイスボーン」では、各地に未知の痕跡が見つかり、生態系に急激な変化が起こったことから調査が始まるのだとか。2019年9月6日に狩猟解禁予定となっている(関連記事)。
続いて紹介されたのはドット調の3Dグラフィックが印象的な作品『Riverbond』。Cococucumberが開発している、4人までの協力プレイ対応見下ろし型アクションADVだ(過去記事)。本作では物理演算が導入されており、攻撃したものがバラバラになるボクセルアートを生かした破壊表現が特徴。今回新たに公開されたのはゲストスキンに情報で、『Bastion』や『Shovel Knight』など8つの著名なインディータイトルからクロスオーバースキンが登場する。PS4版は、2019年夏発売予定。Steam及びXbox Oneでも発売予定だ。
密林を舞台に、兵士たちが何かを捜索する姿が映されたのは『Predator: Hunting Grounds』だ。非対称マルチプレイホラー『Friday the 13th: The Game』の開発元IllFonicと、SIE及び20th Century FOXの協力体制により、プレデターと人間の戦闘が描かれる。非対称型マルチプレイシューターとして、2020年発売予定だ(関連記事)。
次に公開されたのは、事前に発表が予告されていた『メディーバル』だった。『メディーバル』は、1998年にPlayStation用として発売された『メディーバル 甦ったガロメアの勇者』のフルリメイク作品。架空の国「ガロメア王国」を舞台に、骸骨となって墓場から蘇った騎士「ダニエル・フォーテスク」を操り、妖術使い「ザ・ロック」から王国を救うべく戦うアクションADV。今回のトレイラーでは、剣やハンマーを手に戦うシーンや、ボスと戦うシーンが確認ができた。発売日は10月25日予定。
続いて紹介されたのは、Breaking Wallsが開発を行っている『AWAY: The Survival Series』だ。フクロモモンガを操り、美しい自然の中を滑空したり、木の上を駆けヘビやクモと対決。森林や湿地帯、渓谷などさまざまな環境の中、安息の地を求めて旅する3Dアクションアドベンチャーだ。PS4以外に、Steamでも発売が予定されている(関連記事)。
新しく発売される限定版のPS4本体「DAYS OF PLAY」も発表された。今回のトレイラーで公開された情報は少なく、詳細の発表は6月予定。なお、2018年にも同じ名前で限定版のPS4本体の販売や、PS Plus利用券及び150タイトル以上のダウンロード版タイトルを対象としたセールが実施されている。
そして最後に放送されたのはリメイク版『ファイナルファンタジーVII』のトレイラーだった。道端に佇むエアリスの姿から始まり、バレットを操作しているシーンや、クラウドが炎上する建物の中を進んだり、エアリスがクラウドを気遣い花を手渡そうとする場面。クラウド・エアリス・バレットの3名でパーティーを組み、戦闘を行っている様子も確認できた。なお、バトル画面では名前だけだがティファも登場している。詳細な情報は6月に情報解禁が行われる。なお、発売までの段取りはほぼまとまっているそうだ(関連記事)。