『フォートナイト』バーガー屋とピザ屋のマスコット防衛合戦「フードファイト」期間限定モードとして開幕

『フォートナイト』の期間限定モード「フードファイト」が開幕した。ハンバーガー屋とピザ屋、2つのチームに分かれて戦う拠点防衛戦であり、敵チームの店のマスコットを破壊すると勝利。また『フォートナイト』PvEコンテンツ「世界を救え」ではメニュー画面の大幅な刷新が適用されている。

『フォートナイト バトルロイヤル』の最新アップデートが11月14日に配信され、新しい期間限定モード「フードファイト」が開幕した。「フードファイト」はチームバーガーとチームピザにわかれて、それぞれの拠点を防衛するというチーム対戦型のゲームモード。チームバーガーはダーバーガーのマスコット「ビーフボス」を、チームピザはピザピットのマスコット「トマトヘッド」を守り切るのだ。

マッチが始まってから最初の5分間は、両者の陣地を真っ二つに分ける通行・破壊不可能なバリアがマップ中央に展開されているため戦闘は発生しない。その間に物資を揃え、マスコットを守るために砦を構築。セーフゾーンサークルには複数の補給物資が投下されるため準備フェーズ中に収集しておきたいところ。特に赤い補給物資からは特別な武器・素材が手に入る。準備フェーズが終わりバリアが消えたら、自チームのマスコットを守りつつ、敵チームのマスコットを破壊しに向かおう。両者の拠点は隣接しているため、いざバリアが解かれた際には激戦が期待できる。既存の大規模チーム対戦モードとは異なり、マスコットという具体的な防衛対象があることから、これまで以上に本作の建築要素が活用されることだろう。なお本モードは通常のバトルロイヤルモードとは異なり、倒されたプレイヤーはインベントリを保持したまま7秒後にリスポーンする。マッチはどちらかのマスコットが破壊されるまで続く。

そんな攻防戦で力を発揮するのが、新たに実装されたアイテム「マウンテッドタレット」だ。銃弾無制限の床設置式のタレットで建築物をガンガン撃ち壊していくのだ。ただし撃ち続けるとオーバーヒートするため扱いには要注意。操作中のスナイピングにも気を付けなければいけない。また本ゲームモードプレイ中、チームトマトのプレイヤーの頭部はトマトヘッド、チームピザのプレイヤーの頭部はビーフボスに切り替わる。ハロウィンイベント「フォートナイトメア」から心機一転、明るく賑やかなどんちゃん騒ぎを味わおう。

定期的なアップデートにより新しいゲームモードを導入し続けている『フォートナイト バトルロイヤル』。最近ではドミネーションルール要素を取り入れたディスコドミネーション、そして定点防衛型のフードファイトと、バトルロイヤルルールにとらわれない、マルチプレイシューター要素を取り入れたゲームモードが追加されており、今後も新しい遊び方が提供されていくと期待できる。なお今回のアップデートにより、通常モードにおけるグライダーの再展開テストは一旦終了。大人数モードやプレイグラウンドに限り有効化されたままとなる。

一方、『フォートナイト』のPvEコンテンツ「世界を救え」ではフロントエンドの大幅な見直しが行われている(詳細は公式サイト参照)。これまでのメニュー画面は、複数タブを行ったり来たりしなくてはならずやや面倒であったが、項目が整理されたことでメニュー内移動がスムーズに。また煩雑であったスキルツリーは廃止され、アビリティ・ツールの強化(アップグレード)と基礎能力値の強化(リサーチ)の項目へとシンプルにまとめられた。アカウントのプログレッションシステムも見直され、報酬量が増加。2019年に予定されている正式リリースおよび基本プレイ無料化に向けて遊びやすさを重視した変更が続いている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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