『アークナイツ:エンドフィールド』の超便利な寒冷サポーター「タンタン」を解説したい。支援だけでなく、範囲攻撃や時間停止でも大暴れ

『アークナイツ:エンドフィールド』にて現在開催中のスカウトで獲得できるオペレーター「タンタン」の解説。

HypergryphおよびGRYPHLINEは3月12日、運営中の『アークナイツ:エンドフィールド』に向けた特別スカウト「水の申し子」を開放した。本作はオペレーター1人あたりの育成コストがそれなりに重い。そのため、育成やスカウトをすべきか様子見しているプレイヤーもいるかもしれない。本稿はそんな方へ向け、現在開催中のスカウトで獲得できる至れり尽くせりな万能オペレーター「タンタン」についてお伝えする。

『アークナイツ:エンドフィールド』は、『アークナイツ』を手がけるHypergryphの新作ゲームである。『アークナイツ』が2Dタワーディフェンスゲームであったの対し、本作は3Dリアルタイム戦略RPGとなっており、ゲームとしてはがらりと姿を変えた。舞台となるのは巨大ガス惑星タロスの衛星「タロII」。プレイヤーは高い技術力を持つエンドフィールド工業の伝説的存在「管理人」として、この星を巡るさまざまな脅威や陰謀に立ち向かうことになる。

タンタンの性能を一言で表現するのは難しい。もっとも秀でている点を挙げるなら無条件の範囲寒冷付着を活かした「寒冷編成のサポーター」ということになる。とはいえ、種類を問わないアーツ脆弱を持つため、アーツダメージ系オペレーターであれば誰とでも組み合わせられる。異なるアーツ付着を持つオペレーターと一緒ならば、凍結・粉砕を使って物理編成でも活躍できるだろう。その器用さゆえに、どんな編成でも役割を持てるオペレーターだ。

本作の「オペレーター訓練」には、オペレーターごとの簡潔な性能紹介の文章が存在する。多くのオペレーターの説明が2行で済んでいるのに対し、タンタンの説明は4行もある。それだけできることが多いのだ。そんなわけで、本稿では代表的な運用例に的を絞って紹介することになる。ぜひ皆様の戦場でも大親分ことタンタンを活躍させて欲しい。

簡易編成で2番に置くと満面の笑みとなる。

ボタン一つで寒冷付着

タンタンのスキルでもっとも注目すべきは、無条件で範囲内の敵に寒冷付着できる戦技だ。ボタン1つでダメージとともに水竜巻を発生させ、水竜巻は寒冷付着を伴う範囲攻撃となっている。戦技そのもののダメージも優秀で、これひとつで範囲アタッカーの役割を担えるほどだ。

これまでに実装済みの★6寒冷オペレーターであるイヴォンヌとラストライトは、いずれもメインアタッカー向きで、寒冷付着を消費して戦うとより能力を発揮できる。ところが、ザイヒは発動までに時間を要する連携技、スノーシャインは敵の攻撃に合わせたカウンター成功時、アレッシュは必殺技と、好きなタイミングで手軽に寒冷付着できるオペレーターはなかなか見当たらない。例外的に★4オペレーターのエステーラは戦技で無条件に寒冷付着をできるものの、彼女はどちらかと言えば凍結と粉砕により物理編成で輝く性能をしている。タンタンはそんな環境に現れた、好きなタイミングで複数の敵に寒冷付着できる寒冷サポーターなのだ。

自分で自分に連携

そしてタンタンの連携技の発動条件は「敵が寒冷付着またはアーツ爆発ダメージを受けたとき」と非常に発動しやすい。タンタン自身の戦技でも寒冷付着が発生するので、連携技はすぐに使うことができる。クールタイムも初期状態で14秒と短めなので、どんどん使うことができるだろう。

連携技を発動すると、場に「湍水」と呼ばれる設置物が発生する。湍水がある状態でタンタンの戦技を発動すると発生する水竜巻の数が追加されてダメージが増加するほか、効果は控えめながら持続時間の長いアーツ脆弱効果もつき、水竜巻の発生数に応じてSPが返還される。つまり、戦技を連携技の後に使うだけで、高効率、高火力、範囲攻撃、寒冷付着とデバフ付きという、とんでもない性能となる。

湍水の持続時間は約30秒もあるため、消えてしまう心配はほとんどいらない。

時間停止でやりたい放題

ここまでの説明だけでもタンタンは強いと感じるかもしれない。実際に強い。ただ、タンタンの強みはほかにもある。タンタンの必殺技は敵を「4秒間の完全な行動停止」状態にするのだ。対象がエリート敵だろうが、危境再現のボスだろうがお構いなしである。たったの4秒と思うかもしれないが、されど4秒間。攻撃を一気に叩き込んで敵のブレイクを狙うなど、大きなチャンスを作り出せる。

一例として現バージョンで代表的な寒冷アタッカーであるイヴォンヌとの組み合わせを考えてみる。イヴォンヌの必殺技は効果が持続する7秒間攻撃し続けるというものだ。これをタンタンの必殺技と合わせると、4秒間は回避などを考えず高火力を出し続けることに専念できる。せっかくの必殺技を潰されることもなくなり、操作感アップだ。

ちなみにタンタンの必殺技の持続時間中にジャンプ攻撃をすると、必殺技を中断して範囲内に大ダメージを与えるとともに、戦技と同様の水竜巻を発生させることができる。こちらの水竜巻にも寒冷付着の効果があるため、タンタンを寒冷編成のサポーターとして運用するときは積極的に発動を狙って良いだろう。もちろん連携技のクールタイムが終わっていれば必殺技による寒冷付着でも発生する。

4秒間は危境再現ボスですら微動だにしない。

編成・運用例

具体的な編成や運用についても考えてみよう。もっとも強力なのは、実装済みの★6寒冷アタッカーであるイヴォンヌまたはラストライト、どちらかとの組み合わせである。

イヴォンヌは戦技で、ラストライトは連携技で、それぞれ寒冷付着を消費し、消費した量に応じて必殺チャージを回復することができる。タンタンで寒冷付着を増やし、それをアタッカーが消費して必殺チャージを回復。必殺技が使えるようになったらタンタンの必殺技で敵の動きを止めて、アタッカーの高火力を叩き込む。タンタンの戦技の回転率が良いため、強力な必殺技をこれまでよりも多く発動することができるだろう。

行動の一例:
タンタン戦技→タンタン連携技→タンタン戦技(一連の動きで寒冷付着は2つとなる)
タンタン必殺技→イヴォンヌ必殺技 or ラストライト必殺技

こうした運用例はタンタンの実装に先んじて公開された動画「開発者日誌」でも紹介されている。動画内では特に言及がないが、事前にザイヒの必殺技によるバフを組み合わせるなど、戦闘システムを熟知した動きとなっている。ぜひとも参考にしたい。基本的には、「タンタンは連携技の後に戦技を撃つだけで強い」と覚えておけば十分な活躍が見込めるはずだ。

もしもイヴォンヌもラストライトも所持していなくても心配はいらない。タンタン自身もアタッカーを担えるほどの火力を出すことができるからだ。入手しやすいところでは初期加入のペリカや、寒冷オペレーターのサポートに秀でたザイヒなどが良きパートナーとなるだろう。

運用上の注意点

ただ連携技の後に戦技を使うだけでも強いタンタンに、運用上の注意点はあまり存在しない。しいて一つだけ挙げるならば、「自分で操作すると攻撃時に激しく前後に移動する」ことだろうか。敵との距離が変化するため、ターゲットをロックしていない場合は狙うつもりのなかった敵を狙ってしまうことがあるのだ。とはいえ、タンタンはサポーターでありながら範囲火力にも優れたオペレーターなので、気がつけば敵が残り1体ということも多い。あまり気にすることはないだろう。育成の際には、連携技のクールタイムが短縮される連携技ランク9および特化3、潜在段階1を目指すと、使い勝手のさらなる向上が期待できる。

装備の一例。筆者は骨砕セットを使っているが、連携技のクールタイムを短縮するパイオニアセットや、操作キャラにする場合はヒット数を活かしたM.I.警備セットも有力だ。

最後にタンタンの特殊モーションをひとつ紹介する。吹き飛ばされたときに多くのオペレーターは後転をおこなうが、タンタンは脚を広げて大きく回転させて起き上がる。攻撃判定こそ存在しないが、身軽で華麗な動きとなっている。

後ろから近づくといきなり振り向いて驚かしてくるモーションもあるようだ。

まとめ

長々と解説したが、タンタンは無条件の寒冷付着や敵の行動停止ができるサポーターであり、自己完結した範囲アタッカーでもある。異なるアーツダメージの編成にも、凍結・粉砕を活かせば物理編成にも採用できる。一人でも戦えるし、どんな人ともうまくやっていける、大親分らしい性能となっているのだ。現環境では寒冷編成の使い勝手を大幅に向上させられる唯一の存在でもあるため、本作の源石交換所にもある「娯楽は適度に、消費は理性的に」の範囲内で、できればスカウトしておきたい。

『アークナイツ:エンドフィールド』はPC(公式サイト/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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