YouTubeの『ストリートファイター6』実況者、“アレックスのテーマソング”で収益化制限されたとの報告相次ぐ。JAM Projectが直々に制限解消対応中

『ストリートファイター6』の追加キャラクター「アレックス」のテーマソングが発端となり、一風変わった騒動になっている。

カプコンは3月17日、『STREET FIGHTER 6(ストリートファイター6)』にてYear 3追加キャラクター第3弾「アレックス」を実装した。この日は本作のSteamの同時接続数が過去最高記録を更新する7万2000人に到達するなど、大きな盛り上がりを見せた(関連記事)。

さらにプロゲーマーを初めとしたストリーマーにより、早速アレックスや同日のアップデートによるキャラの変更点の確認等をおこなう配信がYouTubeやTwitch等のプラットフォームで多数おこなわれた。だが、ある問題によって、この日の配信が“収益制限”を受けたという報告が国内外のストリーマーたちから上がっている。

その原因となっているのが、新規追加された楽曲「GO!ALEX!~希望誕生~」だ。この曲は、『ストリートファイター6』で新たに書き下ろされたアレックスのテーマ曲。アニソン界を代表する5人のシンガーから構成される人気グループ「JAM Project」が歌唱していることもあって大きな話題となり、アレックスの参戦前から注目を集めていた。

しかし、3月18日現在、「GO!ALEX!~希望誕生~」が原因による収益制限を受けたストリーマーによる報告がすでに多く確認されている。例えば、登録者187万人を誇るアメリカの格闘ゲームストリーマーのMaximilian Dood氏は、自身の配信上で「GO!ALEX!~希望誕生~」の使用が多数検出されたYouTubeの警告画面をXに投稿し、別の動画投稿者に注意を呼び掛けている。国内でも同様の事例はあるようだ。

こうした状況に対し、JAM ProjectはX上で「GO!ALEX!~希望誕生~」について、YouTubeにおける収益化に関して制限が発生していることを認識していると投稿。解消に向けた対応を進めていることを報告した。

歌唱が含まれる楽曲は、ゲーム内BGMであっても配信サービスから無許可で楽曲を流していると判定され、収益の制限などを受けることも少なくない。今回の場合も、アレックスの参戦以前からこの点を不安視する声も一部存在し、X上で『ストリートファイター6』のディレクターである中山貴之氏のアカウントに質問する海外ユーザーも見られた。これに対し、中山氏は「すでに関係者と協議済みで、TwitchやYouTubeの配信で楽曲を流しても問題ない」といった返答を伝えていた。先述の報告も見るにYouTubeによる収益化制限は権利元としても意図せぬ状況とみられ、さっそく対応がおこなわれているようだ。

なお『ストリートファイター6』では、設定から各キャラクターの戦闘時に流れる楽曲の変更が可能だ。配信で『ストリートファイター6』をプレイするストリーマーは、対応が完了するまではアレックスの戦闘BGM設定を変えておくのも良いだろう。

『ストリートファイター6』はPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2向けに発売中だ。

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Hiroyuki Furukawa
Hiroyuki Furukawa

好きなゲームがマイナーと言われると喜ぶ天邪鬼なゲーマー。アーケードゲームも嗜み、ゲームセンターにもひっそりと出没する。

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