『アークナイツ:エンドフィールド』にてなぜか「鋼の錬金術師」の“国土錬成陣”が作られる。特に意味はない
『アークナイツ:エンドフィールド』にて、武陵に漫画「鋼の錬金術師」に登場する“国土錬成陣”を描き上げたユーザーが登場した。

HypergryphおよびGRYPHLINEは3月12日、『アークナイツ:エンドフィールド』(以下、エンドフィールド)に新バージョン「潮起ち、故淵離る」をリリースした。本作に登場する地域「武陵」に漫画「鋼の錬金術師」で登場する国土錬成陣を書き上げたユーザーが現れたようだ。
『エンドフィールド』は、『アークナイツ』を手がけるHypergryphの3Dリアルタイム戦略RPGだ。巨大ガス惑星タロスの衛星「タロII」を舞台として、プレイヤーである「管理人」は、同衛星の開拓を進めていく。「管理人」はエンドフィールド工業の伝説的存在であるものの、記憶を失ってしまっている。そのため自身の足跡を追いつつこの星を巡るさまざまな脅威や陰謀に立ち向かう。本作については、「集成工業システム」として展開される工場建設ゲーム的側面も持ち味となっている。

本作にて、国土錬成陣を描いたというユーザーが、韓国の掲示板dcinsideにて現れた。国土錬成陣とは荒川弘氏による人気漫画「鋼の錬金術師」にて登場する、錬金術を発動させるための図形のひとつだ。同作において、とある人物がアメストリス国民の魂を賢者の石へと錬成し、その力で真理の扉を開けようと目論んでいた。そのためにアメストリス国土全域に描いていた陣が国土錬成陣にあたる。作中における巨大な陰謀であり、今なお記憶に残っているファンも多いようだ。
今回そんな国土錬成陣が、なぜか『エンドフィールド』の武陵地域に描かれたという。韓国のフォーラムにユーザーがおこなった投稿では、武陵城の周囲、方興街と息流道路の境目あたりを中心として、巨大な五角形が二重に描かれていることがわかる。その五角形のさらに外側から、円を模した図形で囲んでおり、「鋼の錬金術師」にてアメストリスに描かれた国土錬成陣を彷彿とさせる形になっている。作中キャラのスクリーンショットを用いた“寸劇”も創作されており、やはり本作でも陰謀に気づいた人物はもみ消される運命にある様子だ。

『エンドフィールド』では、ベルトコンベアが引けないなどといった制約はあるものの、集成工業エリア以外にも各種設備を配置可能。特に武陵では液体を輸送するパイプを街中に配置することが可能だ。また本作に向けては、先日の「潮起ち、故淵離る」アップデートにて、「地下配管」が実装。通常地上に出ているパイプを地下で繋ぐことができるようになった。地形に左右されにくいため自由度が高く、さらに距離の制限も200メートルと長距離。そのため、“国土錬成陣”を描くにあたっては格好の設備だったのだろう。

なお制作者の아테리氏は国土錬成陣を「農業用水路」の名目で制作。6時間かけて描き切ったようだ。『エンドフィールド』では最新アップデートにてさまざまな要素が追加されており、さっそく新要素を活かした“作品”が生み出されているかたちだ。ビルド要素ではなく「配管」でユーザーの創造性が発揮されるのは、本作ならではだろう。
ところで「鋼の錬金術師」においては、錬成陣を描く際、各地で大勢の犠牲を出し、「血の紋」を刻む必要がある。『エンドフィールド』における武陵では、本編の10年前に発生した災害で多くの人員に被害が及んでいることが明かされており、物語的背景も아테리氏に国土錬成陣の構築を踏み切らせた一因なのかもしれない。武陵城の人々が賢者の石にされてしまいそうな配管ながら、少なくとも現時点で『エンドフィールド』には錬成陣で何かを作り出す要素はない。見ていると何となく不安になるものの、たぶん発動することはないものと思われる。
『アークナイツ:エンドフィールド』はPC(公式サイト/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。
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