人気“マインクラフト実況おばあちゃん”、動画収益はすべて「孫のがん治療費」にあてていると報告。孫たちに教わったゲームで、孫を救う
GrammaCrackersことSue Jacquot氏は、活動で得た収益をガンと戦う孫のために使っているという。

『Minecraft(マインクラフト)』の実況プレイ動画をYouTubeに投稿し、人気を集めているGrammaCrackersことSue Jacquot氏。同氏がガンと戦う孫のための寄付金を求めたところ、多くの支援が集まったとして話題になっている。
GrammaCrackersことJacquot氏は、『マインクラフト』の実況プレイ動画を投稿しているYouTuberだ。本稿執筆時点で、同氏のチャンネルは約17万人の登録者を有し、動画の総再生回数は120万回を突破。平時は温厚な語り口調でありながら、戦闘になると「Die!」などと叫びつつ剣を振り回す、アグレッシブな実況スタイルが人気を得ている(関連記事)。

Jacquot氏の活動は注目を集め、KTHVやNEWS CENTER Maine、ABC15 Arizonaなど複数の米国メディアでも報道されている。報道によると、Jacquot氏の年齢は81歳。『マインクラフト』を始めたきっかけは、複数いる孫たちから遊び方を教わったことだという。最初は現実とは違うゲームの世界が怖かったそうだが、すぐに夢中になったとのこと。「ゲームは止めて早く寝なさい、なんて言ってくる母親はもういないので、夜通し遊んでいる」と語っており、ゲームライフを謳歌している様子がうかがえる。
そしてJacquot氏はひとりでプレイするのみならず、2025年10月23日にYouTubeに実況プレイ動画を初投稿。この動画がSNSで注目を集め、50万回以上再生されるなどバイラル化を果たした。Jacquot氏はこれほど大きな反響があるとは想像もしていなかったそうで、好意的な声がたくさん寄せられていることを大変喜んでいるという。収益化にも成功し、おおよそ2000ドルが振り込まれる見込みだという。

こうして孫たちとの交流から『マインクラフト』を始め、人気YouTuberとなったJacquot氏。しかし実は、同氏の孫のひとりは難病におかされているのだという。Jacquot氏の17歳の孫にあたるJack氏は、希少ガンの一種であるサルコーマ(肉腫)と診断されているとのこと。化学療法・放射線療法・手術を受けながら、ガンと戦っているそうだ。当然ながら治療費もかかり、家族はクラウドファンディングサイト「GoFundMe」にて支援を募っている。
そうしたなか、Jacquot氏は自身のYouTubeにおける成功を、Jack氏の支援に活用することを思いついたそうだ。動画の収益はすべて、孫の治療費に使うことに。また、動画の概要欄にGoFundMeのリンクを貼ったところ、チャンネル視聴者と思われる人たちからの寄付が相次いでおり、大きな助けになっているとのこと。また寄付のほかにも、Jack氏やJacquot氏を応援する心温かいメッセージが寄せられており、そちらも支えになっているという。Jack氏も「みんながおばあちゃんに優しく接してくれるところを見られるのは本当に嬉しい」と語っている。
また報道によると、Jack氏は最近「がんが消失している状態(cancer free)」になったという。幸いにも治療が功を奏しているようだ。とはいえGoFundMeにおける昨年8月の経過報告では、免疫が著しく低下しているため、5年間の経過観察に加え、少なくとも1年間の免疫回復が必要と診断されているとのこと。感染症と戦いながらの闘病生活となっているようで、回復傾向にはあるものの、予断は許さない状況ではあるのだろう。
Jacquot氏は継続して『マインクラフト』の実況プレイ動画をアップしており、直近では昨年の12月31日に投稿。初めて作ったという金の装備で全身を固め、「見てみて!ロックスター!(Look at me! Rockstar!)」とギンギラギンのビジュアルについて喜ぶ様子を、テンション高めに披露している。この動画の収益もすべて治療費に充てられるそうだ。Jacquot氏のさらなる活躍と、Jack氏の健康を心より祈りたい。
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