『モンスターハンターワイルズ』のゴグマジオスが思ってたのと違った。『Skate Story』は、“宇宙”みたいなゲーム。『スイカゲーム ぷらねっと』は前作よりとっつきやすい。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。523回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。523回目です。年末ッ。

突然宇宙規模

今週は『スイカゲーム ぷらねっと』をプレイ。人気マージパズルゲーム『スイカゲーム』に続く新作です。本作では、フルーツたちが地球にやってくるよりもずっと前の話が描かれ……え、『スイカゲーム』ってそういう世界観だったの?起動していきなり衝撃。ともあれ、「スイカになりたい」というみんなの願いを叶えるべく、カジツの惑星にてパズルに挑戦する。

基本ルールは前作と同じだが、本作では四角い箱ではなく、丸い惑星のフィールドに360度自由な方向からフルーツを投入していく。惑星は、中央から引力が発生している液体の塊のようなもので、前作とはフルーツの挙動を含めプレイ感覚が少し違う。また、フルーツが溢れても即終了とはならず、数秒の猶予が与えられるように。おなじみのパズルの楽しさはそのままに、より取っ付きやすくなった印象です。ちなみにNintendo Switch 2版では、最大4人での協力プレイにも対応しています。
by. Taijiro Yamanaka


共に暮らさないか?

アップデートを堪能しつつ『Elin』をプレイしました。とはいえ新しい内容はNightlyバージョン、つまりは任意の設定でオンにしておかないと見ることのできない内容ですので、安定版の配信までは触れるべきではなさそうです。アップデートにさほど関係のない部分としては、金策のために育てている農業拠点があと少しで理想的な状態というレベルに充実してきました。

本作では、ワールドマップで特定のボタンを押すことで何もない野原や森にも入ることができ、マス目ごとに違った「土地の能力」があります。広い世界を1歩1歩探して農業に向いた土地を見つけ出し、権利書で自分のものにして、発展させていくわけですね。土地を手に入れたら目いっぱいに畑を耕し、年中稼働できるように人工的な太陽光を生み出すランプを設置、できるだけ多くの農民(と同じ趣味・仕事なら誰でも良いのですが)を集めて、大量の作物を育てさせます。できあがった作物が勝手に出荷されるようにうまく設定しておけば、日数経過に応じて勝手にお金を稼ぐ拠点のできあがりです。
しかしこの拠点作り、一朝一夕にはいきません。拠点そのもののレベルが足りないと受け容れられる住民の数が少なすぎて、畑の広さに見合うだけの農民を住まわせられないのです。今週やっとレベルが上がってくれました。人材なら農村にいっぱい生えてきますから、一度に4〜5人くらい連れていっても平気でしょう。
by. Naoto Morooka


いつになったらエンドゲームを走るのか

『ディアブロ』ライクは好きだけどビルドを考える頭がないので、普段からアップデートのたびに流行りのビルドを真似して遊んでいます。そんなわけで、遅ればせながら『Path of Exile 2』の新リーグを遊んでいました。最新大型アップデートで実装されたドルイドの主流っぽいビルドである、ワイバーンビルドでエンドゲームまで、プラントビルドでエンドゲームまで、そして現在はオオカミビルドを育成中です。全体的に『ディアブロ4』のドルイドに似ている印象。

個人的に簡単かつ強いと感じたのはプラントビルド、時点でワイバーンビルド、オオカミビルドはいろいろなスキルを使うので少々手元が忙しい。ただ、機動力で見るとオオカミが機敏に動いてくれるので、一番好みのビルドかもしれません。個人的にはエンドゲームをやり込むよりも、いろいろなビルドを試したいタイプなので、オオカミビルドが形になったら、今度はクマビルドも育ててみたいと思います。あの異常な大きさも好みです。そろそろエンドゲームも最後まで走ってみたいところですが……。
.by Koutaro Sato


ギミックに次ぐギミック

タイトルアップデート第4弾が配信された『モンスターハンターワイルズ』をプレイしていました。『モンスターハンター4G』ぶりのゴグマジオスに期待しつつのプレイでしたが、良くも悪くも「思ってたのと違う」印象。落石系やら運搬系やらギミック満載で、最終的にはチャージ可能な特殊なスリンガー弾も駆使しつつDPSチェックをこなすことになります。オリジナルのゴグマジオス戦もいろいろ活用できる兵器自体はありましたが、かなりの変貌ぶり。初見では特別感があって楽しめましたし、マルチでもお祭り感のあるモンスターになっています。エンドコンテンツではありつつ、防具強化と対策スキルを組んでギミックを覚えさえすれば攻略しやすいのでハードルも低そうです。

一方で周回するとなると同じギミックを何度もこなすことになりますし、落石などを外せないプレッシャーも割とあり。外してもリカバリーが効くバランスですが、攻略手順が浸透していないうちは後半ステージの落石が外れた結果、地面に落とすことができずDPSチェックもクリアできないまま全滅……といった徒労感のある失敗もちらほらありました。個人的な好みではもう少しガチンコ勝負の比重を高めてほしかったのが正直なところです。
by. Hideaki Fujiwara


チルにもほどがある

『Skate Story』をプレイしています。宇宙みたいなゲームです。いやまじで。月とか出てくるし、魂とか出てきて、もうめちゃくちゃ。だがそれがいい。めっちゃいい雰囲気でコーティングされた操作感いいスケボーゲーム……というのがシンプルな表現でしょうか。チルな音楽を雰囲気にスケボーするだけでも楽しいのですが、音や挙動、カメラ演出が洒落ていてガチャガチャしているだけで楽しい。気持ちいいんです。自分はNintendo Switch 2でやっていますが、パフォーマンスモードだと絵も動きもちょうどいいですね。世界観も独特で意味不明なのですが、良い意味で「次」が想像できない流れで、そもそもシステムがいいのでそれら含めてちょうどいいんです。

実はこのゲーム、5年前にも記事で取り上げていて。その記事の映像を見たら、今とは比べ物にならないぐらい操作が複雑でした。いまはシンプルなボタン入力でシンプルトリックな感じなので、かなり魔改造された感。自分は「トニホ」も「Skate」も好きなので複雑バッチコイなのですが、遊びやすく改造されたことで本作ならではの魅力を得ることになったのではないかなと。Steamウィンターセール対象外ですが、かなりいいゲームなのでおすすめです。Steam/PS5/Switch 2向けに発売中。
by. Ayuo Kawase

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