『フロントミッション サード: リメイク』PC/PS/Xbox版、来年1月30日配信へ。ハイテンポ新モードも実装、HD化&楽曲リアレンジで蘇る戦略RPG

『フロントミッション サード: リメイク』のPC(Steam/GOG.com)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One版は2026年1月30日より配信。

パブリッシャーのForever Entertainmentは12月24日、シミュレーションRPG『フロントミッション サード: リメイク』のPC(Steam/GOG.com)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One版を、2026年1月30日に配信すると発表した。価格は3999円(税込)。また、本日より各プラットフォームにて体験版が配信開始されている。

本作は、1999年に発売された『フロントミッション サード』のリメイク版だ。Forever Entertainmentは、スクウェア・エニックスよりライセンスを受けて『フロントミッション』シリーズのリメイク展開をおこなっており、第3作である本作は今年6月にNintendo Switch版が先行してリリースされている。

『フロントミッション サード: リメイク』は、国家や企業が覇権を争い、圧倒的な力を誇る人型機動兵器ヴァンツァーが戦場を支配する近未来を舞台にしたドラマティックシミュレーションRPGだ。プレイヤーは主人公の武村和輝となり、友人である草間亮五と共に「軍事基地へ荷物を運ぶだけ」という単純な任務に臨むが、基地で発生した不可解な爆発事故をきっかけに、複雑に絡み合う陰謀と戦火の中に身を投じることになる。

本作では、仲間にしたキャラクターたちでパーティを編成し、ヴァンツァーを操ってのターン制バトルに挑む。特徴的な要素としてはディスチャージ・バトル・システムが存在し、敵パイロットが脱出するなどして乗り捨てられたヴァンツァーを奪うことが可能。ヴァンツァーの装備や、迷彩など外観のカスタマイズ機能も用意されている。

また、ゲーム序盤に下す決断によって、まったく異なる視点と展開が待つ2つのルートへ分岐する要素も特徴だ。ひとつは、主人公の武村和輝が妹アリサとの再会を果たし、混迷を打開することを目指すルート。もうひとつでは、秘密兵器MIDASを追う科学者エミール・クラムスコイと手を組んで真相を突き止めるというストーリーが展開される。

リメイクにあたっては、グラフィックがHD化され、ヴァンツァーなどのモーションはより滑らかに進化。サウンドトラックは、原曲の雰囲気を活かしつつも、現代的なサウンドでより深い没入感を演出するよう完全リアレンジされている。さらに、テンポの速い戦闘を楽しめる新モード「クイックコンバット」が導入され、サクッと戦術バトルの醍醐味を味わえる。

『フロントミッション サード: リメイク』のPC(Steam/GOG.com)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One版は、2026年1月30日に配信予定だ。また、Nintendo Switch版および体験版は現在配信中である。

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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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