新作『Divinity』開発元、発表前にバレた“リーク原因”を開き直ってネタにする。公式Xアカウントにでかでかと載る「商標出願資料」
Larian Studiosは『Divinity』の“事前バレ”を今や自虐ジョークにしているようだ。

Larian Studiosは12月12日、The Game Awards 2025にて新作『Divinity』を発表した。同作は、イベント主催者が公開していた謎のオブジェに関連があったとして話題を呼んだが、実は一部ではとある情報によりタイトルの存在があらかじめ予想されていた。Larian Studiosはそうした状況を今や自虐ジョークにしているようだ。
『Divinity』シリーズは『バルダーズ・ゲート3』の開発元としても知られるLarian Studiosが手がける見下ろし型RPGだ。テーブルトークRPGの仕組みを取り入れたいわゆるCRPGにあたるゲームシステムが特徴。今回発表された『Divinity』は、2017年に発売の『Divinity: Original Sin II』以来の新作となるようだ。

The Game Awards 2025においては、主催者であるGeoff Keighley氏によって、「ゲーム業界でもっとも論議を呼んだ謎に今こそ終止符が打たれる」と紹介された本作。鮮烈な会場パフォーマンスとトレイラーにより発表され、そのあまりの壮絶さは話題を呼んでいた(関連記事)。映像では、生贄の男性を焼く儀式のような祭りにより、村人たちが一つの巨大な像へと変貌。イベント開催前よりKeighley氏がXにて公開していた謎のオブジェは「the Hellstone」と呼ばれるといい、『Divinity』に関連するものであったことが明かされた。
そうした壮大なサプライズ演出とともにお披露目された本作だが、実は一部では『Divinity』シリーズの新作が発表されることが事前に予想されていた。というのも、12月9日にヨーロッパにて出願された本作の商標の情報が、欧州連合知的財産庁(EUIPO)におけるオンラインデータベース「eSearch plus」に掲載されていたのだ。新作『Divinity』のロゴと2つのシンボルの画像が明らかとなり、そのシンボルの爪のように飛び出した特徴的なデザインから、上述のオブジェとの関連性も浮上していた。
そして『Divinity』発表後、XやBlueskyにおけるLarian Studiosの公式アカウントでは、ヘッダー画像が商標情報を示す「eSearch plus」のスクリーンショットへと変更されている。一般公開される商標出願情報により、アナウンス直前に惜しくも気づかれてしまったことを自虐するような行動が注目を集めているわけだ。

ところで、イベントの直前にはLarian Studiosのパブリッシングディレクターを務めるMichael Douse氏が、シリーズ続編となる「Divinity: Original Sin 3」を求めるファンの声に回答。そうした続編の計画がないことも伝えられていた。結果的にはナンバリングを排した『Divinity』として発表されたため、たしかに嘘はついていなかったようだ。
完全なサプライズとはならなかったとはいえ、The Game Awards 2025において大きな存在感を示した本作。30年にわたってLarian Studiosが培ってきた経験が発揮され、『バルダーズ・ゲート3』すら超える“史上最大のゲーム”になると銘打たれている。続報の公開が待ち遠しい。
『Divinity』は開発中。
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