戦車改造・終末世界探検アクション『TankRat』発表。鉄の化け物を破壊してパーツを奪取、マシンが支配する文明崩壊世界で物漁りサバイバル
Kepler Interactiveは12月12日、『TankRat』を発表。本作は戦車を操作して崩壊世界を探検するアクションアドベンチャーゲームだ。

パブリッシャーのKepler Interactiveは12月12日、『TankRat』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5で、2026年春にリリース予定。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『TankRat』は戦車を操作して崩壊世界を探検するアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となる世界は戦争によって文明が崩壊。生き残った人間たちは肉体を捨て、意識をドローンに移植して過酷な環境を生き抜いている。プレイヤーはそんな生き残った人類の一人として、自らのマシンを改良しながら世界を探検していく。

本作では「ニードル」と呼ばれる飛行ドローンと、戦車の操作を切り替えながら探検を進めていくことになるとのこと。ニードルは機動力が高く自由に飛び回ってスクラップを集められるが、戦闘能力はないという。ドローンと戦車をうまく使い分けながら過酷な土地を探索していくことになるのだろう。
舞台となる不毛の地は、タンクラットと呼ばれる鉄の化け物たちが支配しているという。プレイヤーは戦車戦を制しながら、崩壊世界を生き抜いていくことになるようだ。倒した敵は解体し、武器や装甲といったパーツを奪うことが可能。立ちはだかる敵の部品を自らのマシンに組み込みながら、崩壊世界で力をつけていくことになるのだろう。
また本作の世界には「Highpoint」という伝説の天空都市が存在。主人公の最終的な目的はHighpointを探しだし、世界の隠された真実を暴くことだという。しかしこの世界には時間や記憶を歪めてしまうという放射性の嵐「シュラウド」が荒れ狂っており、冒険は一筋縄ではいかないそうだ。

本作を手がけるAlpha Channelはカナダ・トロントに拠点を置くゲームスタジオだ。AAAゲームの開発経験をもつベテランらによって2018年に設立され、26人のスタッフでゲームを制作しているという。共同創設者のBranislav Grujic氏は、『Far Cry』シリーズや『Battlefield 3』などの開発に携わった経験があるとのこと。スタジオとしての作品は本作『TankRat』が初めてとなるようだ。
なお本作はEpic Gamesストアで先行リリースされていた『TankHead』の進化版という位置づけになるという。『TankHead』の所有者は『TankRat』へのアップグレードを無料で受け取れるとのことである。
『TankRat』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5向けに、2026年春にリリース予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。
【UPDATE 2025/12/12 12:20】
『TankHead』からのアップグレード要素について追記
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