ハクスラARPG『Path of Exile 2』大型アプデ0.4.0で待望の新クラス「ドルイド」実装へ。熊に狼、ワイバーンにもなれる変幻自在クラス、新要素も盛りだくさんで12月13日配信へ
Grinding Gear Gamesは12月5日、『Path of Exile 2』の最新アップデート0.4.0「The Last of the Druids」の詳細情報を発表した。

Grinding Gear Gamesは12月5日、『Path of Exile 2』の最新アップデート0.4.0「The Last of the Druids」の詳細情報を発表した。本アップデートは12月13日配信予定。新クラスの「ドルイド」の実装や新リーグ「Fate of the Vaal」のスタート、そしてサポートスキルジェムやパッシブツリーの追加など、多岐にわたるコンテンツが配信されるようだ。
本作は、人気ハクスラARPG『Path of Exile』の続編だ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、DLC購入者向けに早期アクセス配信中。正式リリース時には基本プレイ無料となる予定だ。本作にてプレイヤーは秘密と危険が眠る暗黒の大陸レイクラストを舞台に、さまざまな強化要素を活かしてビルドを構築し、強敵との戦いに挑んでいく。ソロプレイおよび最大6人での協力プレイに対応する。

最新アップデート0.4.0「The Last of the Druids」の大きな追加コンテンツとなるのは、新クラスとなるドルイドの実装だ。ドルイドは、熊、狼、ワイバーンに変身が可能なクラスで、各形態で得意とする戦法が異なるそうだ。熊は「憤怒」、狼は冷気、ワイバーンは雷と炎の扱いに長けた形態であるという。また、狼は共に戦う狼のミニオンを呼び出し、ワイバーンは倒した敵を食べることで自身の能力を高めるという特性ももっている。
さらに、人間形態では大地と嵐を操ることが可能で、実質的に4形態の戦い方ができる模様だ。また、新たな武器タイプである「タリスマン」も実装。ドルイドはタリスマンの扱いが得意なクラスであるという。
さらに、ドルイドのアセンダンシークラスとして、「シャーマン」と「オラクル」も実装される。シャーマンは自然の怒りを武器とするアセンダンシークラスで、憤怒を使って流星などの強力なスペルを行使する。大自然の力を利用したスペルの扱いがさらに得意になるわけである。さらに、ルーンにシャーマン専用追加モッドを得るスキルもあり、ビルドの選択肢が大きく広がることだろう。

一方、オラクルは時間と運命を操るアセンダンシークラス。オラクルはスキルが使用される未来の光景があらかじめ予見でき、そのビジョンに従って同じスキルを発動するとダメージが大幅に増加するという。さらに、オラクルになることでドルイドのパッシブツリー内で130以上の追加パッシブスキルが解禁されるそうで、プレイングもビルドもなかなかテクニカルなアセンダンシークラスとなりそうだ。
なお、ドルイドは本作の早期アクセス配信開始以前、「Gamescom 2023」にあわせてウォークスルートレイラーが公開。さらに、同イベントにて本作がプレイアブル出展され、実際にプレイが可能だった。しかし、早期アクセス配信では使用できず、ファンから実装を待ち望まれていたクラスだ。発表当時と比べてかなり変化したドルイドを試してみるといいだろう。

新リーグとなる「Fate of the Vaal」は、作中に登場するヴァール文明にまつわる新たなコンテンツだ。プレイヤーがヴァールのビーコンから噴き出す邪悪なエネルギーを浄化することで、ヴァールの古代寺院へと通じるゲートが開かれる。そして、寺院に突入して攻略するというコンテンツになっている。
ビーコンの浄化と寺院の攻略を繰り返すことで、寺院内の各部屋へのアクセスが解放され、最大6つの部屋を組み合わせて好みのレイアウトを構築できるという。そのサイクルを繰り返していくうちに、寺院の構造が複雑化していくも、報酬から良いアイテムを入手しやすくなるそうだ。また、部屋のタイプは十数種類に及び、それぞれが固有の敵やギミック、報酬テーブルが設定されているとのこと。自分が希望するファームを効率化できるような組み合わせにして、ひたすら周回するという遊び方もできるかもしれない。

なお、上述した新たなリーグ要素に伴ったヴァール系のクラフトメカニクスも追加となる。ソウルコアの性質を変化させたり、ソケットしたアイテムを回収したりできるほか、さらに石板のコラプト化やコラプト済みのユニークアイテムを変質させるなど、これまでにはないクラフトが可能になるようだ。
そして、「Fate of the Vaal」には新たなピナクルボスとして、ヴァールの女王である「アッツィリ」が登場。彼女を倒すことも今リーグの目指すべき目標のひとつとなるだろう。なお、前リーグ「Rise of the Abyssals」で導入されたアビサル関連のコンテンツはコアコンテンツとなり、アップデート0.4.0以降もアクセス可能だ。

そのほかにも、リネージュサポートを含む30種類以上のサポートジェムや、11個の新ユニークアイテムが追加。さらに実装済みのリネージュサポート、数十種類のユニークアイテムにバランス調整がおこなわれるとのこと。さらにほぼすべてのアセンダンシークラスや90種類以上のアクティブスキルも再調整されているそうで、これまでのビルドのトレンドがまた変化していくことだろう。細かな変更点については、後日公開される見込みのパッチノートを待ちたい。
『Path of Exile 2』はPC(Steam/Epic Gamesストア/公式ストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。早期アクセス期間中のプレイにはいずれかのDLCの購入が必要。ゲーム内は日本語表示に対応している。0.4.0アップデート「The Last of the Druids」は、12月13日配信予定だ。
なお、「The Last of the Druids」実装となる12月13日から12月16日まで、本作で2度目となる無料ウィークエンドが開催される。前述したDLCを購入していなくてもプレイが可能になるので、本作に興味がある人はぜひプレイしてほしい。
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