チーム戦塔登りバトロワ『Arkheron（アーケロン）』アルファテスト“また遊びたい率”90％の大評判。新プレイテストも開催決定

DRIMAGEおよびDRIMAGE JAPANは12月4日、次世代チームベースPvPゲーム『Arkheron（アーケロン）』が9月に実施したアルファプレイテストの結果を公開した。プレイヤーへのアンケートを交えた振り返りが行われたほか、次回プレイテストの情報もあわせて明らかにされている。

『Arkheron（アーケロン）』は、最大45人（15チーム）が巨大な塔を舞台に生き残りを競うチーム制バトルロイヤルだ。プレイヤーは記憶を失った存在「エコー」として3人チームを組み、装備やモンスターが散らばる各階層を探索。敵チームとの衝突や資源争奪を経ながら塔を登り、最上階の踏破を目指す。登れるチーム数には制限があり、上層に進むほど生存競争は激化する。探索・潜伏・交戦が目まぐるしく切り替わるゲームプレイが特徴だ。

今回公開されたのは、9月に実施されたアルファプレイテストのデータやアンケート結果をまとめた振り返りだ。テストは計6日間開催され、3人チームでの探索・ビルド構築・敵チームやNPCとの戦闘、そして階層を登り続けるバトルロイヤル形式といった、ゲームプレイの核となる要素を体験する初の機会となった。（関連記事）。

データによれば日本から参加したプレイヤーも多かったようで、特にプレイテストを経たSteamのウィッシュリスト登録数は北米に次ぐ第2位を記録。さまざまな意見も寄せられており、国内での関心の高さがうかがえる。

そして、テスト参加者向けに実施されたアンケート結果も一部公開されている。プレイ時間に関しては、半数を超える55.3％のプレイヤーが「5時間以上」と回答。あくまで回答ベースではあるものの、相当数のプレイヤーが熱心にプレイしていたようだ。2時間以上遊んだプレイヤーも含めると88％を超えており、1試合が20分程度で終わるというゲームサイクルの早さながら、短時間で離脱せず何度も遊ぶプレイヤーが大多数だったようだ。

遊んで楽しかった要素としては、「戦闘体験」（26.5％）、「アイテム／アビリティとビルドの選択肢」（25.6％）、「チームワークと3対3の戦闘」（22.0％）が上位に挙げられている。本作はバトロワとしては珍しい見下ろし視点の高速アクションを採用し、効果の異なる多彩なアイテム、CC（行動妨害）を使って連携を仕掛ける3人チーム編成など、他作とは異なる強い個性がプレイヤーに評価されたかたちだ。

また、「次のプレイテストに参加したいか」という設問では、69.7％が「非常にそう思う」、20.4％が「そう思う」と回答。合計90％以上がまた遊びたいと答えており、アルファ段階ながら高い満足度を示す結果となった。

一方で、改善要望としては、操作説明やチュートリアルの不足、アイテム説明テキストの視認性などが指摘されている。開発チームはこれらの意見を精査し、内容を練り上げているとのこと。数か月後には改善内容を反映したクローズドベータテストが予定されている。

そして今回、ベータテストに先がけてコミュニティ形成に関する検証や確認を目的とした「コミュニティプレイテスト」の実施も決定した。 詳細は以下のとおり：

＜初回開催予定日時＞
・2025年12月6日（土）21:00 ～ 23:00
・2025年12月7日（日）21:00 ～ 23:00

＜参加対象者＞
以下のいずれかに該当するユーザーが対象。
・9月実施の「アルファプレイテスト」に参加したユーザー
・公式Discordで案内する方法を通じて新規登録をしたユーザー

＜参加条件＞
『Arkheron（アーケロン）』とDiscordの連携、および指定のDiscordサーバーへの加入が必要

ちなみに参加者であればトレーニングモードは開催時間外も利用可能で、ソロ・マルチ問わず練習が行えるとのこと。詳細および最新情報は公式Discordで随時案内されるため、参加を検討しているユーザーは確認しておくとよさそうだ。

新規IPながら、高い注目度と手応えを見せている『Arkheron（アーケロン）』。アンケート結果からは、中毒性のあるゲーム体験がプレイヤーを強く惹きつけたことがうかがえる。一方で、多くの意見が寄せられた改修ポイントにどこまで応えられるか、今後のブラッシュアップにも期待が集まる。

『Arkheron（アーケロン）』はPC（Steam）/PS5/Xbox Series X|S向けに開発中。

© 2025 Bonfire Studios, Inc. Licensed to and portions owned by DRIMAGE Co., Ltd. All rights reserved.