基本プレイ無料アクションRPG『モンギル:STAR DIVE』は、星5キャラじゃなくても戦える。TGS2025にて柊ツルギ氏らがステージ上で見せたボスとの熱戦をお届け
ネットマーブルは9月26日、東京ゲームショウ2025の会場にて『モンギル:STAR DIVE』のキャラクターとガチャシステムを紹介するステージイベントを開催した。

ネットマーブルは9月26日、東京ゲームショウ2025の会場にて『モンギル:STAR DIVE』のキャラクターとガチャシステムを紹介するステージイベントを開催した。ステージに登壇したのは、柊ツルギ氏、rion氏、ふらんしすこ氏ら3名のストリーマー陣と、MC役のOooDa氏だ。また、イベント後には本作の試遊も少しだけ体験できたため、そちらについてもお届けする。
『モンギル:STAR DIVE』は基本プレイ無料のアクションRPGだ。PC(Netmarble Launcher/Epic Gamesストア)/iOS/Android向けに、2025年内に正式サービス開始予定。本作の舞台となるのは、人間とモンスターが共存するファンタジー世界だ。しかし、普段はおとなしいモンスターが突如凶暴化する「侵食」と呼ばれる現象が起きるようになり、平和な世界に暗雲が漂い始めている。見習い冒険者のクラウドとベルナはギルドから依頼を受け、侵食についての調査の旅に出る。
ガチャで引いたキャラでタイムアタック対決
今回のイベントは、そんな本作のキャラクターとガチャシステムについて、ストリーマー陣が実際のプレイを通して体験していくものとなっている。本作のトレーラー映像から各キャラクター紹介までを見終わったころには、どうやらrion氏は「ミーナ」が推しになった様子。ほかの出演陣も、それぞれの推しを見つけているようだ。
そして、いよいよガチャ体験コーナーへ。ストリーマー陣がそれぞれ10連ガチャを3回引き、そこで得たキャラクターでボスキャラクターとのタイムアタックに挑む。
トップバッターのrion氏は30回のガチャで星4キャラを4体、星5キャラの「ナレ」を1体引き当てた。星5はお目当ての「ミーナ」も所属する最高レアリティではあるものの、惜しいところでゲットならずという結果に。

続いては柊ツルギ氏の番。狙うは星5の「フレア」とのことだが、引き込んだのは主人公の「クラウド」と「ベルナ」を含めた星4が3体と、なんと星5の「ミーナ」が1体。自身の推しは引けない代わりにrion氏の推しを引いてしまうという、なんとも歯がゆい結果となった。
ラストとなるふらんしすこ氏は取り立てて狙うキャラはいないものの、名前が似ているとの理由から「フランシス」をとりあえずの目標としたようだ。この無欲さが功を奏したのか、宣言通りに「フランシス」を当てただけでなく、なんと星5の「フレア」と「ミーナ」も獲得。星4が3体、星5が2体という強運を見せつけた。
ここで獲得したキャラクターを3体編成したチームで挑むのは、ボスキャラクター「ドックシニー」だ。強力な物理攻撃を掻い潜り、的確にその隙を突くことが求められることになるだろう。
先鋒はふらんしすこ氏。星5キャラを2体使えるというアドバンテージを活かし、視覚的にもダメージ的にもド派手な攻勢を見せる。ジャスト回避、必殺技などを駆使し、1分58秒での撃破という記録を打ち立てた。
これを越えなければならない柊ツルギ氏には、どうやら作戦がある様子。回復などの守りは捨ててとにかくダメージを出し切るというプランを採るとのことだ。バトルが始まると、近距離キャラクターで相手の懐に飛び込み攻撃は回避し続けるという宣言通りの見事な戦いぶりを見せた。記録は1分55秒、星5キャラはチームに1体ながらも、ふらんしすこ氏の記録をわずかに越えて見せた。

殿を務めるrion氏だが、編成の難易度が高いことが発覚。獲得した星4キャラに遠距離キャラクターが多かった影響で、チームを自由に組むことが難しかったのだ。このままではどうしようもないということで、特別に星4キャラの「レイナ」をチームに組み込んでバトルを開始。ところが唯一の近接キャラである「レイナ」にダメージが集中した結果、「レイナ」が倒されてしまう事態に。残った2体でふんばりを見せたものの、クリアタイムは2分34秒という結果に終わった。不利な条件を戦い抜いたrion氏には、惜しみない拍手が送られた。
タイムアタック勝負を勝ち抜いた柊ツルギ氏は、さらなる強敵である「アモン」に挑む権利を獲得。今回は、キャラクターの編成に縛りのないガチンコでの勝負となる。編成にはやや時間をかけた柊ツルギ氏であったが、最終的には自身の推しの「フレア」、rion氏の無念を引き継ぐという意味で「レイナ」、そしてMCのOooDa氏が密かに推していた「エステル」の3体でチームを組むことに。
そして始まる最終戦。「アモン」は噂に違わぬ強敵であり、画面を覆いつくさんばかりの斬撃の連打で柊ツルギ氏のチームを追い詰める。しかし柊ツルギ氏もその動きに徐々に対応を見せ、「エステル」の風属性攻撃による援護も加わりバトル開始から2分28秒で見事「アモン」を撃破。レアリティの高いキャラクターでなくとも、ゲームの理解度や編成次第で強敵を倒すこともできることを証明した。
まったりと、自分のペースで楽しめそう
ステージでのイベント後、隣の試遊ブースで少しの間本作を体験することもできた。

本作はそのまったりした雰囲気やテンポのよいギャグシーンが小気味よく、主人公に力を貸してくれるマスコットの「ニャンコ」の何とも言えないかわいさには目を奪われた。全体的に緩い癒し系の空気が流れており、戦闘システムがそこまで複雑ではなさそうなことも含めてゆるりと楽しむことになりそうなタイトルだ。

ただし、プロローグムービーからはシリアスな気配も感じ取れた。ゆるさ一辺倒だけのゲームではないようだ。
『モンギル:STAR DIVE』はPC(Netmarble Launcher/Epic Gamesストア)/iOS/Android向けに、2025年内にサービス開始予定だ。現在公式サイトにて、事前予約を受け付け中。