高評価リズム治療ゲーム『Rhythm Doctor』12月6日ついに正式リリースへ。ストーリー最終章追加アプデとともに

7th Beat Gamesは9月25日、『Rhythm Doctor』を12月6日に正式リリースすると告知した。

インディーゲームデベロッパーの7th Beat Gamesは9月25日、『Rhythm Doctor』を12月6日に正式リリースすると告知した。対応プラットフォームはXbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)で、日本語に対応。Steam版では正式リリースにあわせて、Ver.1.0のアップデートが実施予定となっており、ストーリーモードの最終章などが追加予定となっている。

『Rhythm Doctor』は、リズムにあわせてボタンを押して患者たちを治療していく、ワンボタンで遊べる治療リズムゲームである。本作の舞台は、心拍にあわせてボタンを押すと、患者を治療できる世界だ。プレイヤーはそんな世界の研修医となり、患者たちに治療を施していく。音楽と患者の心拍にあわせてボタンを押して、彼らを治すのだ。

基本的には7拍目にあわせて、ボタンを押していくだけとなっている。ただし患者たちの多くは、ポリリズムや変拍子といった複雑な音楽要素に基づいた病気を患っている。そのため治療を進めていく中ではリズムが変化したり、心拍の音が一部聞こえなくなったりなど、患者ごとの症状が発生。複数の患者を同時に治療するためリズムが混同しているステージや、ウイルスが妨害してくるボスステージなども用意されている。本作ではステージの進行にあわせて、困難なリズムと治療が待っているわけだ。

Steamのストアページによると、本作にはステージが20種類以上存在。各ステージにはより高難易度の「夜シフト」バージョンも用意されている。またリズムゲームを遊んでいくと、医者と患者たちのストーリーも繰り広げられる。ステージ中には、楽曲にあわせたドット絵による演出も搭載。ステージエディター機能や、ローカルマルチプレイなども用意されている。

本作は、マレーシアのインディーゲームデベロッパー7th Beat Gamesが手がけている。過去作としては、二つの惑星にあわせてボタンを押していくリズムゲーム『A Dance of Fire and Ice』をリリースしてきた。

本作『Rhythm Doctor』は、2021年2月にPC向けに早期アクセス配信が開始。アップデートによって、2022年には日本語字幕にも対応している。記事執筆時点ではSteamのユーザーレビューで、1万9906件中98%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得している。ステージごとの楽曲や演出、ストーリーなどから高く評価されているようだ。

今回はそんな高い評価を得てきた本作が、ついに正式リリースを迎えるわけだ。正式リリースにあわせて配信されるVer.1.0では、ストーリーモードの最終章が追加され、新しい患者とゲームのフィナーレが描かれる。さらに夜シフトステージの音声説明が追加され、ストーリーモードが視覚障害のあるプレイヤーにも完全対応。そのほか多くの改善や修正もおこなわれるそうだ。

Rhythm Doctor』はXbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに、12月6日正式リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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