最大4人協力・宇宙冒険FPS『Jump Space』さっそく大ブレイク。宇宙船操舵からFPS戦闘まで、すべてがシームレスの宇宙要素よくばりセット
Keepsake Gamesは9月19日、『Jump Space』の早期アクセス配信を開始した。

デベロッパーのKeepsake Gamesは9月19日、『Jump Space』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series X|S。本作はさっそくかなりの数のプレイヤーを集め、盛り上がりを見せている。
『Jump Space』は最大4人マルチプレイ対応の、協力型PvEゲームだ。プレイヤーは宇宙船の乗組員となり、宇宙船のドッグファイトや生身での銃撃戦をこなして、さまざまなミッションの達成を目指す。

本作は一人称視点での操作を基本とし、ミッションの受注から宇宙船の操縦、惑星降下後の戦闘までがシームレスに表現されることが特徴。流れとしてはまず拠点にてミッションリストを開き、報酬や脅威レベル、クリア時間の目安などを確認して受注。その後みずからの宇宙船に乗り込み、目的地に向かうことになる。
宇宙船はコックピットに座ると後方から船を眺める三人称視点に切り替わり、いわゆるスペースコンバットシムとして操作可能。宇宙空間でドッグファイトしたり、あるいは一人称視点で敵船に乗り込んで敵クルーと直接戦闘したりして、ミッションの達成を目指す。
そうして無事にミッションを達成し、帰還すると報酬が入手可能。拠点にて宇宙船のカスタマイズなどをおこなうことができる。そうして自船を強化したら、またミッションを受注して新たな戦いに臨むのだ。

本作は9月19日に早期アクセス配信が開始された。するとたちまち多くのプレイヤーを集め、Steamの同時接続プレイヤー数はピーク時に約1万9200人を記録(SteamDB)。リリース初日からかなりの数のプレイヤーが集まる盛況となっている。またSteamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約780件中91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。評価面でも好調である。
本作では宇宙船のドッグファイト時に、船の操縦や武器の操作など、さまざまな仕事が発生する。ソロプレイ時にはボットが出現するため一人でもプレイは可能だが、プレイヤー同士で協力し、パイロットやガンナーなど役割分担をすることで、効率よく運行できるシステムとなっている。またFPSとしてはジェットパックやグラップリングフックなどが存在しており、スピード感のある操作が可能。こうしたシステムがシームレスに融合しているゲームプレイが評価されているかたちだ。

ストアページの説明によると、本作の早期アクセス期間は5か月ほどを予定。しかし厳密な計画ではなく、変更される可能性もあるという。現時点では9種類のミッションや2種類の操縦可能な宇宙船、8種類の武器などが実装済み。今後はさまざまな新コンテンツを追加しつつ、オフラインモードのサポートやシングルプレイの強化をおこなっていく予定のようだ。ロードマップ(英語)が公開されているため、興味のある方は確認してみるとよいだろう。
なお本作はストアページの表記上では日本語表示に対応している。しかし少なくともSteam版では本稿執筆時点において、日本語設定でゲームを開始すると序盤にクラッシュしてしまう不具合が存在している。言語設定を英語にすれば不具合を避けてプレイは可能なものの、早期の修正が望まれるところである。
『Jump Space』はPC(Steam)/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中だ。