ブラックジャック風RPG『Brave × Junction』10月8日より発売へ。スキルやストックもフル活用、“変則ブラックジャック”に勝利してモンスターに攻撃

『Brave × Junction』はPS5/PS4版が10月8日、Nintendo Switch/PC(Steam)版が10月9日に発売予定。

ライドオンジャパンは9月19日、『Brave × Junction(ブレイブジャンクション)』の発売スケジュールを告知した。PS5/PS4版が10月8日、Nintendo Switch/PC(Steam)版が10月9日に発売予定。通常価格は税込1650円となる。また発表にあわせて、「東京ゲームショウ2025」への出展情報も告知されている。

『Brave × Junction』は、カードゲーム「ブラックジャック」風のルールでモンスターとのバトルを勝ち抜いていく、ブラックジャックRPGである。本作の舞台は、モンスターや魔王などが存在するファンタジー世界だ。メインキャラクターの一人である女戦士ファイターは、ある日封印の祠で目を覚ます。しかし彼女の使命であった魔王討伐は、100年前に終わっていた。使命をなくした彼女は、鉱山都市ダイクロンで冒険者として生活。モンスターと戦って日銭を稼ぐことになる。

本作ではそんなモンスターとの戦いが、ブラックジャック風のシステムによって表現されている。カードゲーム「ブラックジャック」は、手札のカードの合計数によって勝敗を決するトランプを用いたゲームだ。手札のカードの合計数が対戦相手よりも大きければ勝利。ただし、合計数が22以上になった場合はバースト(バスト)となり、負けとなってしまう。

本作ではそんなブラックジャックのルールで、モンスターなどとの戦闘を繰り広げる。バトルはターン制となっており、まずは各ターンごとにブラックジャックをおこなっていく。カードをドローして相手より大きい数字を作り、ブラックジャックで相手に勝利すれば攻撃可能。バーストしてしまうなど、ブラックジャックで負けると逆に相手に攻撃されてしまう。ブラックジャックに勝ってターンごとの攻防を制し、相手のHPを削っていくわけだ。キャラクターとしては、真っ向勝負が信条のファイター以外に、危機察知と回避に優れるシーフと、トリックを駆使するマジシャンも登場するそうだ。

本作のブラックジャックには「リミット値」と呼ばれる合計値の限界となる数値が存在。プレイヤーは通常のブラックジャック同様21であるものの、スライムは17、オークは18など、それぞれにバーストとなる限界値が設定されている。ストアページによると、上限が21以上のトロールや、見せ札を隠すゴーストなど、特殊能力をもったモンスターも登場するそうだ。また要素としては、ストックしておいたカードと手札を交換できる仕組みや、特殊効果のあるスキルなども登場。装備品によって攻撃力の強化や、山札の数字を見るといった特殊能力も得られる。冒険を進めていく中では、成長カードによるステータス強化やスキル習得、ショップでのアイテム購入、合成による装備強化なども登場。本作ではRPGの仕組みで、ブラックジャック風のバトルを勝ち抜いていくのだ。

本作はライドオンジャパンが手がけている。同社は埼玉県に本社を構える国内のゲーム開発会社。『マーセナリーズラメント』『不思議の国の冒険酒場』などを制作してきた。本作では、PC(Steam)向けに体験版が公開中。ゲーム序盤や基本的なシステムなどが確認可能となっている。また本作は、一般向けには9月27日より2日間開催予定の「東京ゲームショウ2025」に試遊出展予定。インディーゲームコーナー内のブースでは、来場特典としてポストカード、試遊特典としてトランプ風カードなどがもらえるそうだ。

Brave × Junction』はPS5/PS4版が10月8日、Nintendo Switch/PC(Steam)版が10月9日発売予定。通常価格は税込1650円となる。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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