やりこみ爽快アクションRPG『凶乱マカイズム』発表、来年1月29日発売へ。「レベル9999」まで強化可能な、歴戦の傭兵と新米魔王の“プリン奪還戦”
日本一ソフトウェアは9月19日、『凶乱マカイズム』を発表した。

日本一ソフトウェアは9月19日、『凶乱マカイズム』を発表した。本作はNintendo Switch/Nintendo Switch 2/PS5向けに、2026年1月29日に発売予定。通常版の価格はNintendo Switch 2およびPS5版が税込9020円、Nintendo Switch版が税込7920円となっている。発表にあわせて、公式サイトなども公開されている。
『凶乱マカイズム』は、武器ごとのアクションやキャラクターの超強化で戦場を蹂躙していく、ハチャメチャ爽快アクション×やり込みRPGである。本作の舞台は、多様な悪魔が群雄割拠する広大な世界・魔界。数多の魔界の一つ「傑超魔界」では前魔王が死に、その娘であるプリン好きの箱入り娘ティシエルが新たに魔王の座へついていた。しかし傑超魔界では、冷蔵庫にあった前傑超魔王の作ったプリンが、謀反を起こした部下に食べられてしまう事件が発生。新米魔王のティシエルは、父王のマブダチであった歴戦の傭兵エヌエーを呼び出し、プリンを取り戻そうとする。孤独な傭兵とプリン好きの新米魔王による、始煌のプリン奪還戦が繰り広げられる。


主人公であるエヌエーは、目標や野心を持たず、ただ生きるために戦うスゴ腕の傭兵である。本作ではティシエルに呼び出された彼が、あらゆる武器や魔法を使いこなして、敵と戦っていく。具体的には、主人公エヌエーは攻撃範囲やアクションの異なる拳/剣/槍/斧/弓/銃/杖の7種類の武器を扱える。剣はオーソドックスな攻撃範囲などから扱いやすく、弓は遠距離攻撃や複数攻撃ができるものの威力は控えめ、杖は魔法が使用可能といった特徴をもつ。さらに各武器には最大4種類の強力な特殊技が存在。広範囲攻撃やタイミングをあわせると「カウンター」になる技など、多彩な技が用意されているようだ。溜めやコンボなども含めて、本作では武器ごとのアクションによって大量のザコ敵や巨大ボスと戦うわけだ。

また本作では、キャラクターの育成要素が豊富に用意されている。キャラクターのレベルは9999まで強化可能。ステータスボーナスを獲得しつつレベル1から育成し直す「転生」や、さまざまな恩恵のある「魔ビリティー」、キャラクターの内面から強化する「キャラ界」、アイテムを強化する「イノセント」なども存在している。先述した7種類の武器によるアクションと、豊富な育成システムによるキャラクター強化で、敵を爽快になぎ倒していくのだろう。アクションゲームに慣れていなくとも、キャラクターを強化していけば圧倒的なパワーで敵を叩き潰せるそうだ。さらに、戦闘中には魔物の捕獲が可能。捕まえた魔物を「従魔」として戦場に連れて行くと、一緒に戦ってくれたり、主人公のステータスをアップしてくれたり、主人公の武器に変身してくれたりするそうだ。

本作の情報としては、開発陣が一部公開されている。まずキャラクターデザインを原田たけひと氏が担当。本作では同氏のイラストを忠実に再現した3Dのキャラクターが、画面内を縦横無尽に暴れ回るという。また音楽は、佐藤天平氏が担当。そして『魔界戦記ディスガイア7』『BAR ステラアビス』などで開発責任者を担ってきた美濃羽俊介氏が、本作でも開発責任者として名を連ねている。


『凶乱マカイズム』はNintendo Switch/Nintendo Switch 2/PS5向けに、2026年1月29日発売予定だ。通常版の価格は、Nintendo Switch 2/PS5版が税込9020円、Nintendo Switch版が税込7920円となる。またNippon1.jpショップで販売される限定版は、Nintendo Switch 2/PS5版が税込1万4300円、Nintendo Switch版が税込1万3200円。特典として、サウンドトラックCDとアートブックが付属する。