
キアヌ・リーブス氏は、『サイバーパンク2077』続編への出演にかなり乗り気。ジョニーをぜひまた演じたい
俳優のキアヌ・リーブス氏は、『サイバーパンク2077』の続編への出演に乗り気なようだ。

俳優のキアヌ・リーブス氏は、『サイバーパンク2077』の続編への出演に乗り気なようだ。米IGNが伝えている。
『サイバーパンク2077』は2020年発売のオープンワールドアクションゲームだ。『Cyberpunk 2.0.2.0.』など、テーブルトークRPGの『Cyberpunk』シリーズを原作としている。舞台となるのは欲望渦巻く近未来都市ナイトシティ。主人公Vはとある出来事により、半世紀前に死んだテロリストであるジョニー・シルヴァーハンドの人格がデータ化された記憶痕跡(コンストラクト)を脳内に宿すことになる。脳内のジョニーは基本的にはVだけに姿まで見える存在となり、ジョニーとの会話も繰り広げられながら、物語は展開されていく。

ジョニーを演じているのは俳優のキアヌ・リーブス氏。「マトリックス」シリーズや「ジョン・ウィック」シリーズなど、さまざまな作品に出演してきた人気俳優だ。今回は、同氏が“天使”を演じるコメディ映画「Good Fortune」のプロモーション取材にて米IGNが『サイバーパンク2077』の続編に関して質問。続編でもジョニーを演じたいかどうかを訊かれたキアヌ氏は「もちろん。ジョニー・シルヴァーハンドをもう一度演じられるなら大歓迎です(Absolutely. I’d love to play Johnny Silverhand again)」とコメントを寄せた。あくまでキアヌ氏側は、かなり前向きな様子だ。
とはいえ、続編にジョニーが登場するかどうかは定かではない点には留意したい。『サイバーパンク2077』の続編は、「Project Orion」として始動し、現在は「Cyberpunk 2」というコードネームで開発中(関連記事)。開発はアメリカ・ボストンに新設されたCD PROJEKT RED North Americaが担当している。プリプロダクション段階にあり、7月31日時点ではチームに116名のスタッフが在籍しているという。

過去にはTRPG『Cyberpunk 2.0.2.0.』の原作者マイク・ポンスミス氏が『サイバーパンク2077』続編の開発者と話をする機会があったとして、続編の舞台について言及。続編でもナイトシティを訪れることになるほか、新たな都市も登場するといった証言を伝えていた(関連記事)。ただ同氏は直接開発に関わっているわけではなく、公式からは続編の内容は明かされていない状況だ。
そのため続編でもジョニーが物語に関わるかどうかは不明。先述したとおりキアヌ氏側は乗り気な様子で、出演が実現するかはCDPR次第かもしれない。ちなみに『サイバーパンク2077』は豊富なイースターエッグも持ち味となっており、その中には“キアヌ氏ならでは”の小ネタも用意されていた(関連記事)。物語に深く関わるかどうかはさておき、カメオ的にキアヌ氏が再演する可能性はあるかもしれない。

『サイバーパンク2077』はPC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに販売中。本編と拡張パック「仮初めの自由」をセットにした『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』はPC/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2で販売中だ。
