リアル鉄道運行シム『Train Sim World 6』発表、10月1日配信へ。実在路線・車両が多数登場、アクシデント発生の新要素も
Dovetail Gamesは8月27日、鉄道運行シミュレーションゲーム『Train Sim World 6』を発表した。10月1日に配信予定。

デベロッパーのDovetail Gamesは8月27日、鉄道運行シミュレーションゲーム『Train Sim World 6』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、日本では10月1日に配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。
本作は、実在の鉄道の運行を体験できるリアル系シミュレーションゲーム『Train Sim World』シリーズの最新作だ。3つの路線が基本収録され、シリーズの過去作のものを含むDLCでの拡張にも対応する。

『Train Sim World 6』の通常版には、イギリスのリヴィエラ線、ドイツのライプツィヒ–ドレスデン線、アメリカのモリスタウン線が収録。各路線では、グレート・ウェスタン・レールウェイの802形や、ドイツ鉄道のICE T 411形、ニュージャージー・トランジットのArrow IIIなどの実在の列車を運行でき、通勤客や貨物などを運ぶことになる。車掌モードにて、乗車券のチェックなどの業務を体験することも可能だ。
ほかにも、シナリオに沿ってプレイしたり、自由にフリーローミングをして楽しんだりなど複数のゲームモードが用意。トレーニングセンターでは、SD40-2形ディーゼル機関車や66形ディーぜル機関車、8F形蒸気機関車などを使って、列車の運行を学ぶことができる。


新規要素のひとつとしては、ランダムイベントの発生が挙げられる。たとえば、列車の設備に突如不具合が発生し、運行前に修理することが求められる。また、信号の切り替えに通常よりも時間がかかったり、速度制限が課されたりすることも。AIが担うほかの運転士の挙動は常に変化するため、予想外の展開がもたらされるという。
また、ホームや列車内ではリアルなアナウンスが流れるようになり、さらに旅客の存在を感じ取れる雑踏などのサウンドも導入。よりリアルな雰囲気を演出してくれる新要素だと言えそうだ。

本シリーズでは、さまざまなデベロッパーと協力して、車両や路線を追加するDLCが制作・配信されており、そのほとんどが本作と互換性がある。たとえば、前作『Train Sim World 5』向けに今年3月に配信され注目を集めた、アニメ「きかんしゃトーマス」とのコラボDLCも、本作にて利用可能だ(関連記事)。
また、本作のリリース後にはさらなるDLCが配信される計画となっている。ロードマップによると、Union WorkshopはJR東日本の只見線を開発中とのこと。配信時期は未定。福島県の会津若松駅から新潟県の小出駅までを結ぶ、風光明媚な自然を楽しめる路線として知られる。
『Train Sim World 6』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに10月1日配信予定。各ストアではすでに予約受付が開始されており、Deluxe EditionおよびSpecial Editionの購入者は9月26日から先行プレイ可能だ。