“過去の自分”と共闘ホラーアクション『ホテル・バルセロナ』9月27日配信へ。「SWERY氏×須田剛一氏」の鬼才コンビが放つ、血みどろ攻め倒しゲーム
CULT Gamesは8月22日、スラッシャーアクションゲーム『HOTEL BARCELONA(ホテル・バルセロナ)』を9月27日に配信すると発表した。

パブリッシャーのCULT Gamesは8月22日、White Owlsが手がけるスラッシャーアクションゲーム『HOTEL BARCELONA(ホテル・バルセロナ)』を9月26日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S。Steamストアページによると、日本では時差の関係で9月27日配信となるようだ。
本作は、ローグライク要素のある2.5Dアクションゲームだ。精神に狂気の殺人鬼を宿す保安官を主人公とし、凶悪なシリアルキラーたちを始末することを目指す。

『HOTEL BARCELONA』の舞台となるのは、1980年代のアメリカン・ホラー映画にインスパイアされたホテルだ。主人公である新米連邦保安官ジャスティーンは、この人里離れた土地に佇む謎めいたホテルに囚われた状態にある。生きてホテルから抜け出すためには、ホテルに巣食う7人の殺人鬼を始末しないといけないという。
本作のステージには、呪いの館からおぞましい実験室まで、それぞれ異なるホラーのサブジャンルからインスパイアされた7つのエリアが存在。プレイヤーは近接武器や銃、またパリィなどのアクションも駆使して敵と血みどろの戦いを繰り広げる。また、敵の血を浴びるとスカルゲージが溜まり、ジャスティーンの心の内に棲まうシリアルキラーの凶悪な力を解放可能。アグレッシブに攻める続けることで、ゲームプレイを有利に運べるシステムとなっている。

敵に倒されると最初からやり直しとなるが、そこでスラッシャーファントムと呼ばれるシステムが発動することが大きな特徴だ。前回までのプレイでの行動を写し取って行動する赤い影が現れ、過去の自分と共に戦えるシステムである。敵への攻撃だけでなく、盾として使ったり、おとりにして敵の気を逸らしたりなど、死ぬたびに戦い方が増えていく。
このほか、本作ではアンロック要素としてオンラインマルチプレイモードが用意される。最大3人で殺人犯たちの巣食うホテルからの脱出を目指す協力プレイモードや、4人目のプレイヤーが登場し、狩るか狩られるかの命を懸けた鬼ごっこを繰り広げるPvPモードがプレイ可能だ。
本作の開発元White Owlsは、『レッドシーズプロファイル』や『D4: Dark Dreams Don’t Die』『The Good Life』などを手がけたSWERYこと末弘秀孝氏が率いるスタジオだ。本作『HOTEL BARCELONA』は、『ノーモア★ヒーローズ』や『killer7』などで知られるグラスホッパー・マニファクチュアの代表・須田剛一氏とのコラボによって制作されている。
ちなみにストアページによると、胃腸の弱い方、静かな雰囲気のインディパズルゲームが好きな方、鏡が怖い方、「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」のショックから未だ立ち直れていない方には、本作の購入をお勧めできないとのことである。
『HOTEL BARCELONA(ホテル・バルセロナ)』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに9月27日配信予定だ。