「歩く家」クラフト冒険ゲーム『Project Bloomwalker』発表。汚染された世界を浄化しながら巡る、賑やか行列旅
Netmarbleは8月21日、『Project Bloomwalker』を発表した。クラフト要素のあるアドベンチャーゲームだ。

Netmarbleは8月21日、『Project Bloomwalker』を発表した。PCのほか、Xbox Series X|Sなどのコンソールでリリース予定。Xbox Game Pass向けにも提供される見込み。
本作は、クラフト要素のあるアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、かつて人間と精霊「Oddling」が共生していた世界。あるとき謎の隕石が落ちたことで、世界中に汚染された土地が広がってしまった。プレイヤーは大地を癒すBloomwalkerとしてOddlingと共に世界を巡り、汚染を浄化していくことになる。
本作の特徴は家が移動するシステムだ。トレイラーを見るに家の下には二本脚のメカが付いており、家と共に世界を旅することが可能。また家は浄化器を備えており、歩く家は周囲を浄化できる。汚染がなくなった地域では食料を得ることも可能だそうだ。

そうして得た食材は、Kettlekidと呼ばれる浄化の壺に与えることで調理が可能。またKettlekidから得られる浄化のクリスタルを浄化器に詰め込むことで、浄化器の燃料にできる模様だ。このほかトレイラーでは、採掘や伐採を通じて資源を集め、道具・アイテムをクラフトするシステムも確認可能。また戦闘要素や謎解き要素も見受けられる。
なお旅の中で救ったOddlingたちは行列をなして家具などを運びながら付いてくるほか、クラフトを手伝ってくれたりもするようだが、なかには働き疲れてしまう者もいる様子。最後には仲間にしたOddlingたちに葉っぱの家を作ってあげるシーンもみられ、旅を続けながら各地でOddlingを救い、その地のOddlingの暮らしや自然を取り戻していく流れで進行していくようだ。

本作を手がけるのは韓国の大手ゲーム会社Netmarble傘下のスタジオNetmarble Neo。これまで『七つの大罪~光と闇の交戦~』『二ノ国:Cross Worlds』などさまざまなIPのモバイル向けの基本プレイ無料ゲームを手がけてきた一方で、現在PC・コンソール向けに『俺だけレベルアップな件:ARISE OVERDRIVE』を開発中。今回の『Project Bloomwalker』も含め、PC・コンソール向け作品展開にも注力する方針がうかがえる。
ちなみに本作で家を動かせるシステムを用意した狙いは、プレイヤーが拠点に縛られず自由に探索できるようにすることだという。アートスタイル面では美しいアニメ映画のような活き活きとした世界に没入させることを目指しているそうで、アニメ風の3Dグラフィックなどには過去作でのノウハウも活かされているのだろう。
『Project Bloomwalker』はPCのほか、Xbox Series X|Sなどのコンソールでリリース予定。Xbox Game Pass向けにも提供される見込みだ。