人気戦車ゲーム『WoT』新作、まさかの「戦車系ヒーローシューター」に。『World of Tanks: HEAT』発表、10対10の“特殊能力もち”戦車戦

ウォーゲーミングは8月20日、基本プレイ無料戦車アクションゲーム『World of Tanks: HEAT』を発表した。

ウォーゲーミングは8月20日、新感覚戦車アクションゲーム『World of Tanks: HEAT』を発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S。基本プレイは無料で配信開始日は未定となっている。

『World of Tanks: HEAT』は、基本プレイ無料の戦車アクションゲームだ。舞台となるのは第二次世界大戦後の架空の時代。プレイヤーはエージェントとして、それぞれ固有の能力をもつ戦車を指揮。10対10のチームによる戦車戦に臨む。

同作は、『World of Tanks』シリーズがこれまで築き上げてきた戦車戦にヒーローシューターの要素を加え、同シリーズとは一味違った戦車戦が楽しめるゲームとなるそうだ。登場する戦車は最先端の武装や装甲モジュール、外観、そしてエージェントの特殊能力を組み合わせることができ、自分だけのユニークな戦車を作ることができるという。

登場戦車は第二次世界大戦後の実在する車輛をベースとして採用。それらにウォーゲーミングが独自の解釈を取り入れているという。見慣れたデザインでありつつもユニークな戦車で戦場に臨むことになるのだろう。

戦車を指揮するエージェントにはロールが割り当てられているようで、エージェント選択画面では「ASSALT」「DEFENDER」「MARKSMAN」の3種類が確認できる。エージェント選択画面によると、エージェントごとに選択できる戦車が異なる模様だ。DEFENDERのChopperは4種類の戦車、同じくDEFENDERのEmberは2種類の戦車から選べるようで、この2人だけでも6種類の戦車が登場する見込み。さらにMARKSMANのHoundも3種類の戦車から選択できるようなので、登場する戦車の種類はかなりの数になりそうだ。

ゲームプレイにおいても多彩な対戦モードが用意されている。既定のポイントを先に獲得した方が勝利となるキルコンファームド、拠点を確保・防衛し合うドミネーション、さらにはコンクエストなど、シューターの定番ルールが登場。本作では、それらのルールが戦車戦ならではの遊び方にアレンジされ、テンポの良い白熱したバトルが楽しめるという。なお、課金要素は外観を飾るアイテムやバトルパスに限定されており、戦いの勝敗はプレイヤーの腕次第となっている。

また、本作においてもウォーゲーミングの独自エンジンを採用。戦車が戦場を駆けて砲撃し合う白熱した戦いが、美しく臨場感のあるグラフィックで表現されているそうだ。なお、本作はこれまでの『World of Tanks』シリーズと比べて高速な試合展開になるようで、今までにない戦車戦が楽しめることだろう。現時点では配信開始予定日などは公開されていないため、さらなるゲーム内容を含めて続報を待ちたい。


World of Tanks: HEAT』は、PC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料で配信予定。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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