美少女ソウルライク『AI LIMIT 無限機兵』無料アプデで「揺れリアル化」新物理演算実装。超高難易度モード追加、遊びやすさアップなど続々

CE-Asiaは8月18日、ソウルライクARPG『AI LIMIT 無限機兵』について無料アップデートを配信した。高難易度モード「半ゾル化」が実装されたほか、新たな物理演算が導入されている。

パブリッシャーのCE-Asiaは8月18日、Sense Gamesが手がけるアクションRPG『AI LIMIT 無限機兵』について無料アップデートを配信した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5で、ゲーム内は日本語表示に対応している。

『AI LIMIT 無限機兵』は、キャラクターがアニメ調で描かれる高難易度アクションRPGだ。舞台となるのは文明が滅亡に瀕した遠い未来。ゾルと呼ばれる謎の液体とネクロと呼ばれる異形のモンスターが出現し、生き残った人類は教会が支配する最後の都市ヘブンズウェルに身を寄せていた。本作の主人公アリサは、晶枝の力を借りて何度も蘇ることができる人工生命体の「機兵」だが、作動している晶枝はほとんど消滅。アリサは晶枝を修復するためにヘヴンズウェルに足を踏み入れ、強大なモンスターと戦っていく中で、災厄と異象の背後に隠された真実に向き合うこととなる。

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本作はいわゆるソウルライクアクションゲームであり、攻撃力やスキルのリソースにもなるシンクロ率という戦闘システムが特徴。シンクロ率は、敵に攻撃を当てたりパリィを成功させることで上昇し、逆にダメージを受けたりスキルを発動すると減少する。シンクロ率の割合によって攻撃力などのステータスも増減するため、バトルでは積極的に攻める姿勢と敵の攻撃を見極めて立ち回る慎重さも求められるわけだ。力尽きると経験値や通貨にもなるクリスタルを一定量失ってしまうため、緊張感のあるバトルが楽しめる。

本作は3月27日に配信され、当初は進行不能バグなどの存在により「やや好評」ステータスとなっていた。しかしながら、これまでのアップデートにより不具合が解消され、現在のSteamユーザーレビューは約1万7000件のうち93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。シンクロ率が主軸となる戦闘システムや衣装にもなる多彩な装備、隠しルートのあるフィールドや練られたストーリーなど、さまざまな要素が高次元に構築されており、大変な好評を博している。そんな本作に無料アップデートが配信された。

今回配信されたアップデートでは、高難易度モード「半ゾル化」が追加。本作にはもともと、クリア後に各種要素を引き継いで周回できる要素があり、周回のたびに敵が強くなり入手できるクリスタルも増加するかたちとなっていた。「半ゾル化」は周回プレイを重ね、もはや敵の脅威を感じなくなった歴戦のプレイヤー向けの高難易度モードと謳われている。


「半ゾル化」を開始するには、ゲームクリア後の周回プレイで「地下水道-南西部」にて半ゾル化フレームを入手し、最初の晶枝に使用することで主人公アリサが半ゾル化状態に変化する。この状態になると、すべての敵のステータスが大幅に強化され、プレイヤーのシンクロ率に受けるダメージも増加する。これにともない、敵からは莫大なクリスタルが入手できるため、周回により上がりにくくなっていたレベルも限界を超えて強化できるだろう。ステータス割り振りや装備の見直し、戦闘中の立ち回りにも影響しそうだ。なお、「半ゾル化」はクリア後のニューゲームでも適用できるとのことなので、未強化状態で高難易度モードに挑むことも可能だ。

また、主人公アリサのビジュアル表現も大幅に向上。ボディと各種衣装に精緻な物理演算が実装され、攻撃や回避など一つ一つのアクションに応じて自然でリアルな動きをするようになる。このほか、キーコンフィグにおける回避とダッシュの個別設定機能、各種バランス調整、UIやアニメーションの改善などさまざまな変更が加えられているため詳細はパッチノートを参照されたい。


『AI LIMIT 無限機兵』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5向けに配信中だ。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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