“二撃必殺”剣戟対戦格闘ゲーム『Two Strikes』にて、なんと「刃牙」コラボ実現。「駆け引き重視」の真剣バトル、範馬刃牙は拳で挑む
Retro Reactorは8月14日、剣戟対戦格闘ゲーム『Two Strikes』向けとして初のDLCを発表。なんと人気漫画「刃牙」とのコラボが実施される。

デベロッパーのRetro Reactorは8月14日、剣戟対戦格闘ゲーム『Two Strikes』向けとして初のDLCを、海外時間8月28日に配信すると発表した。なんと人気漫画「刃牙」とのコラボが実施される。
本作は、戦国時代の日本をモチーフにした世界で戦う作品だ。一撃あるいは二撃で勝負が決する緊張感ある対戦が繰り広げられる。

『Two Strikes』は、ソロプレイおよびローカル・オンライン2人対戦に対応。プレイヤーは、侍や僧侶など総勢8体のキャラクターから選択して対戦する。各キャラクターは、刀や槍、鎖鎌、クナイなどの武器を装備し、それぞれ異なるバトルスタイルを持つ。白黒で表現された和風の手描きイラスト調ビジュアルも特徴だ。
本作では、素早く繰り出せる弱攻撃なら二撃、モーションの大きい強攻撃なら一撃ヒットするだけで勝負が決するシステムが採用されている。対戦においては、相手との間合いをはかりつつ、隙を見て攻撃を繰り出す。相手の攻撃に対しては、タイミングよく操作することでパリィやガードが可能だ。また、攻撃キャンセルやフェイントといったアクションも用意されている。


本作は、PC(Steam)向けに2021年5月に早期アクセス配信が開始され、今年5月に正式リリースされた。またこれにあわせてコンソール版も配信開始。Steamのユーザーレビューにて、本稿執筆時点で180件のうち92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど高く評価されている。ちなみに、前作として『One Strike』が存在しており、続編では一撃必殺の基本的なコンセプトはそのままに、ビジュアルが大幅アップグレードされ、オンライン対戦にも対応した格好だ。
そして今回、本作として初のDLCが発表された。板垣恵介氏の漫画「刃牙」シリーズとコラボし、同作の主人公である範馬刃牙がプレイアブルキャラクターとして追加される。公開された以下のトレイラーによると、本作は剣戟格闘ゲームであるが、刃牙は自らの拳と蹴りのみで戦うようだ。また、原作の地下闘技場をモチーフにしたステージも追加される模様である。
「刃牙」とのコラボDLCは、まずはアニメストリーミングサービスCrunchyrollが提供するサブスクリプションサービスGame Vaultを通じて、本作のモバイル版向けに独占先行配信される。なお、同サービスは日本では提供されていない。そして海外時間8月28日に、ほかの全プラットフォーム向けにも配信開始されるとのことだ。価格は2.99ユーロとされているため、500円程度になるだろう。
『Two Strikes』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中だ。