恐竜だらけSFアクションホラー『コード・バイオレット』PS5向けに11月14日配信へ。超迷惑未来人に拉致されて、肉食竜や変異した“獣”と戦う
TeamKill Mediaは7月26日、『コード・バイオレット』を11月14日にPS5向けに配信すると発表した。本作は25世紀のSF世界を舞台とするサバイバルホラーアクションゲームだ。

デベロッパーのTeamKill Mediaは7月26日、ホラーTPS『コード・バイオレット(Code Violet)』を11月14日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPS5。
本作は三人称視点のサバイバルホラーゲームだ。舞台となるのは25世紀のSF世界。プレイヤーは主人公のヴィオレット・シンクレアとして、凶暴な恐竜と戦いながら生き残りをはかる。

『コード・バイオレット』の世界では大災害により地球は死の星となっており、人類の生き残りは太陽系外の惑星トラピスト1-Eに入植。アイオンと呼ばれる新たな共同体を作っている。しかしアイオンの人類は不妊に陥り、種としての絶滅の危機に瀕する。窮地のアイオンは開発されたばかりのタイムトラベル技術を使い、過去の世界から女性を拉致してくるという計画を実行に移す。
主人公のヴィオレットは、そうしてアイオンに拉致されてきた女性だ。アイオンのバイオエンジニアリング複合施設で目覚めたヴィオレットのまわりでは、なぜか凶暴な恐竜たちがうごめいていた。生き残りをかけて戦ううちに、ヴィオレットはアイオンに潜む巨大な陰謀を知ることになるという。

ゲームプレイではステルスと戦闘を組み合わせ、敵と戦っていくことになるとのこと。近接攻撃と銃撃を組み合わせた、激しいバトルが展開されるそうだ。敵としては原始的な恐竜のほかに、高度な知性をもつ“獣”が登場するという。恐竜と獣は行動パターンが異なり、それぞれ違った対応が求められるようだ。
また本作では環境パズルも登場。解くためには特定のツールが必要になることもあるようだ。しかしリソースの数やインベントリの容量は限られているとのこと。武器を優先するか、それともパズル用のツールを持ち運ぶか、戦略的な判断が必要になるそうだ。またPS5専用タイトルの本作は、アダプティブトリガーやハプティックフィードバック、3Dオーディオといった機能を活用。ゲームの没入感を高めているという。

本作を手がけるTeamKill Mediaはアメリカに拠点を置くゲームスタジオだ。PlayStation向けに特化してゲーム開発をおこなっているとのこと。過去には恐竜ホラーFPS『Son and Bone』や、コズミックホラーFPS『Quantum Error』などを制作している。本作『コード・バイオレット』も過去作に近い作風のゲームとなるが、作品としてはカプコンの『ディノクライシス』から影響を受けているそうだ。なおTeamKill Mediaの公式Xアカウントによると、同スタジオは不適切なModが作られる可能性について懸念を抱いているため、本作をPC向けにリリースする予定はないとのこと。
『コード・バイオレット(Code Violet)』はPS5向けに、11月14日に配信予定だ。