『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』にて遊びやすい新操作タイプが開発中。連打でアビリティを繋げてくれる「SMART」と、ワンボタンで戦える「SUPER ULTIMATE」

Cygamesは5月27日、『Granblue Fantasy Versus: Rising(GBVSR)』の最新情報を公開した。直感で動けるスマート操作と、連打で戦えるウルトラ操作が追加予定だという。

Cygamesは5月27日、『Granblue Fantasy Versus: Rising(グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-、GBVSR)』の最新情報を公開した。「ガレヲン参戦直前! Ver 2.10アップデート紹介番組」によると、本作では新しい操作モードが開発中。さらに遊びやすいモードとして、直感で動けるスマート操作と、連打で戦えるウルトラ操作が追加予定であるようだ。

『GBVSR』は、Cygamesより配信中の『グランブルーファンタジー』の世界をベースとした、対戦格闘ゲームシリーズの最新作だ。本作でも前作『グランブルーファンタジー ヴァーサス』同様、ワンボタンで必殺技を出せるといった遊びやすい仕組みや、美麗な3Dグラフィックによって『グラブル』のキャラクターたちのバトルが格闘ゲームとして表現されている。

さらに本作では、ダッシュ攻撃やブレイブリーポイントといった新要素の追加によって、試合展開がスピードアップ。オンライン対戦では、離れた相手とも遊びやすいロールバックネットコードや、PS/Steam間のクロスプレイに対応している。前作よりも攻めやすく、遊びやすく進化した新作となっている。パーティーゲームモード「ぐらばとっ! 」やデジタルフィギュアなど、格闘ゲーム以外の遊びも特徴だろう。

「ガレヲン参戦直前! Ver 2.10アップデート紹介番組」では、そんな本作の新操作タイプが開発中である旨が明かされた。従来の操作タイプである「マニュアル」に加えて、より遊びやすい「SMART」と「SUPER ULTIMATE」が追加予定なようだ。Cygamesのクリエイティブ・ディレクターである福原哲也氏の放送内のコメントによると、操作タイプ「SMART」では通常技ヒット時にボタンを連打すると、そのままアビリティを絡めたコンボなどをしてくれるという。

放送内の実機プレイでは開発中としつつも、攻撃ヒット時に距離や状況にあわせて、アビリティなどを使い分けてくれる模様が公開。実際にボタンを連打しているだけで、コンボを繋げてくれたり、ガード時に不利にならないアビリティで追加したりする様子が映されていた。SMARTでは自動的に技が出るまでは自分の入力が優先されるため、操作への介入もできるようだ。立ち回りは自分で操作しつつ、コンボなどを補ってくれる操作タイプなのだろう。

もう一方の操作タイプ「SUPER ULTIMATE」ではオートガードや、攻撃ボタンを押していると近づいて当てに行く機能などが搭載されている。放送内ではボタンを連打しているだけで、状況にあわせて勝手にジャンプ攻撃を繰り出したり、アビリティを放ったり、レイジングストライクを撃ったりなど、連打だけとは思えない多彩な動きを見せていた。福原哲也氏は「ボタンを押しておけばなんとか」とも表現していたが、連打だけでそれなりに戦ってくれるようだ。

本作ではもともと、アビリティボタンと方向の組み合わせで必殺技を出せる仕組みや、ボタン連打で連続技が出せるなど、遊びやすいシステムが導入されている。新しい2種類の操作タイプの追加によって、格闘ゲームに慣れていないプレイヤーや本作を始めて遊ぶプレイヤーにとっても、遊びやすくなるのだろう。新操作タイプは「グラブルEXTRAフェス2025」の仙台会場および大阪会場にてβテストが実施予定。実装は、Ver.2.2よりあとに予定されているそうだ。


GBVSR』は、PS4/PS5/PC(Steam)向けに発売中。無料のフリーエディションも配信中となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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