「陸海空」リアル物流管理シム『Transport Fever 3』発表。騒音・公害・待ち時間など多種多様な課題が絡み合う、本格輸送網づくり
Urban Gamesは5月21日、『Transport Fever 3』を発表した。輸送網を構築・管理するシミュレーションゲーム『Transport Fever』シリーズの最新作だ。

デベロッパーのUrban Gamesは5月21日、輸送管理シミュレーションゲーム『Transport Fever 3』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|Sで、2026年配信予定。各ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、鉄道や船舶、航空機などを使った輸送網を構築・管理するシミュレーションゲーム『Transport Fever』シリーズの最新作だ。これまででもっとも野心的で没入感のある作品を目指して開発中だという。

『Transport Fever 3』では、温帯・砂漠・熱帯・亜寒帯の4つの環境のエリアを舞台に、鉄道・道路・航路にまたがる物流ネットワークの設計・建設・管理をおこなう。リアルに表現された250種類以上の電車やバス、路面電車、トラック、船、飛行機などが用意され、都市をつなぎ産業を活性化させるのだ。産業は30以上存在し、各都市のニーズに対応し、かかる経費や先行投資などとのバランスも取りつつ、収益性の高いルートを構築することが求められる。
本作では、好評を得た前作のユーザーからのフィードバックなどをもとに、タイクーンゲームプレイに重点を置いているという。騒音や公害、混雑、待ち時間、貨物、旅客の配達など考慮すべき要素はさまざま存在し、プレイヤーの選択が個々の都市の成長、および人々の生活・仕事・移動に影響を与えることとなる。なお本作には、現実世界の歴史に基づいた複数のシナリオを体験できるキャンペーンモードや、自由に物流網を構築できるサンドボックスモードも用意される。


本作に導入される新要素としては、ヘリコプターやカーゴトラムなどの新しい輸送形態、海洋産業、昼夜のサイクルがあり、以下に掲載したトレイラーでも垣間見える。タイクーンモード向けには、序盤はプレイヤーをサポートし、後半は挑戦させる新機能のコントラクトが用意。また同モードにおいては、プレイヤーの選択が都市や人々に影響を与え収益に関わってくるだけでなく、プレイヤーの評判も左右するとのこと。
このほか、本作にはプレイヤー独自のマップを作成できる機能も搭載。直感的なツールが用意され、建造物や道路、鉄道などを配置・ルート構築したり、リアルに表現された地形を編集したりできるとのこと。完成したマップは、ほかのプレイヤーと共有可能。コミュニティが作成したマップをダウンロードして楽しむこともできる。
『Transport Fever 3』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに2026年配信予定だ。また、本作のクローズドベータテストの実施が決定しており、こちらのアンケートに回答することで参加登録できる。