友だちづくりスローライフRPG『Pixelshire』5月9日配信へ。仲良くなったキャラと一緒に冒険・家づくり、“あえて早期アクセスしない”注目作がついにリリース

パブリッシャーのMaximum Entertainmentは3月18日、『Pixelshire』を5月8日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）。Steamストアページの表記によると、日本での配信は時差の関係で5月9日になるようだ。またゲーム内は日本語表示に対応予定。Nintendo Switch/PS5向けにも今年中の配信が予定されている。

『Pixelshire』はサンドボックスRPGだ。舞台となるのは、穏やかな町と未知の荒野が存在する大陸、アルカディア。プレイヤーは町の人々と交流し、彼らの仕事を手伝ってスローライフを送ったり、仲間として連れて冒険することになる。

本作には鍛冶屋や漁師、農学者や木こりなど、さまざまな職業のキャラクターたちが登場。プレイヤーは住民の仕事を手伝うことで仲を深め、新たなスキルをアンロックしていくことができるという。牧畜や農業、料理や鍛冶など、いろいろなアクティビティが用意されているようだ。仲良くなった相手は旅の仲間となり、リソース集めや仕事の手伝いをしてくれるようになるとのこと。

一方、街の外にはモンスターが存在。大陸の地形は自動生成によって構築され、危険なダンジョンには貴重な鉱石やお宝が眠っているそうだ。またプレイヤーは川や坂を好きな場所に配置したりと、地形を改造することができるという。また家を建設することも可能だそうで、自分ではなく住民のための家を設置し、住んでもらうこともできるようだ。仲間を連れて敵と戦ったり、あるいは自由に景観を作り上げたりして、のんびりと大陸での生活と冒険を楽しんでいくことになるのだろう。

本作を手がけるKappa Bitsはギリシャに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には2D横スクロールアクション『Jazz Lightning : Castle Dungeons』を開発している。本作『Pixelshire』はもともと2023年中に早期アクセス配信が開始される予定で、公式ニュースではウィッシュリスト登録件数が10万件を突破したことが報告されるなど、注目を集めていた作品だ。しかし開発・販売元より方針の変更が発表され、本作は早期アクセス配信はせず、完成度を高めて最初から正式リリースする予定となったことが伝えられていた。そうしてファンの期待を集めつつ開発が続けられてきた本作の発売日が、今回ついに発表されたかたちである。

『Pixelshire』はPC（Steam）向けに、5月9日に配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。またNintendo Switch/PS5向けにも今年中の配信が予定されている。