ポーカーの役で戦うローグライト『Hero’s Hand』発表。モンスターの妨害に抗いカードを選択、渾身の手役(武器)を叩きつける

デベロッパーのVillain Gamesは3月17日、ローグライト・ポーカーRPG『Hero’s Hand』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|Sで、2026年配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、Carduniaという世界を救うため騎士となってモンスターと戦う作品だ。そのモンスターとのバトルに、トランプのポーカーの要素が取り入れられている。
『Hero’s Hand』にてプレイヤーは、それぞれ独自の能力を持つ4人の騎士から選択して冒険する。毎回ランダム生成されるマップのルートを進み、バトルをしたりショップを訪れたり、あるいはパズルなどのイベントをこなしたりして、ステージの最後に待ち受けるボスの撃破を目指すのだ。
モンスターとのバトルはターン制で進行し、フィールドにはトランプのカードが敷き詰められている。そして、主人公の騎士を移動させて計5枚のカードを選択し、ポーカーの役が完成すると、その役に応じた武器攻撃を発動できるようだ。また、役の種類と選んだカードの数字に応じて基礎攻撃力が決定し、武器の種類や騎士のステータスによって攻撃力に倍率がかかる模様である。


一方モンスター側の攻撃では、騎士にダメージを与えるほか、フィールドに配置されたカードに影響を及ぼすこともあるようだ。公開されたトレイラーでは、カードを裏返したり盗んだり、あるいは炎を放ったりする様子が確認できる。カードの種類と役によっては、モンスターを圧倒する攻撃を繰り出せるが、敵は敵でそれを妨害しようとしてくるのだろう。
ゲームを進めると新たなカードを入手できるとのことで、フィールドに配置されるカードはデッキ構築要素にもなっている模様。マップのルートを進むなかでは、ほかにも武器や防具などの装備品を購入したり、ビルドを強化する効果を持つアーティファクトを入手したりすることもできる。イベントにおいては、ショップでは購入できない珍しいアイテムが手に入るそうだ。

本作はローグライク要素のある作品とされているため、バトルで負けると道中で得た装備や強化を失い、また新たにランダム生成されたマップにて最初からやり直しとなるのだろう。一方で、騎士キャラクターをレベルアップさせると、ゲーム開始時の所持金を増やしたり、インベントリのスロットを拡張させたり、キャラクターへの各種バフ要素を追加したりなどできるとのことで、恒久的な強化要素も用意されるようだ。
『Hero’s Hand』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S向けに2026年配信予定だ。