死んでも強くなり続けるアクション『SAROS』発表。『Returnal』開発スタジオ新作、すべての死に価値がある戦い

Housemarqueは2月13日、『SAROS』を発表した。対応プラットフォームはPS5（PS5 Pro対応）で、2026年リリース予定。発表にあわせて、アナウンストレイラーが公開されている。

『SAROS』は死ぬたびに世界が変化し、進化し続ける武器などを使って困難を乗り越えていく、Housemarqueの手がける1人用アクションゲームである。本作の舞台となる惑星カルコサは、不吉な日食の脅威に晒されていた。本作でプレイヤーは、Arjun Devrajというソルタリの執行者を操作し、失われた異世界のコロニーの謎を追っていく。不吉な日食の元、謎めいたストーリーが繰り広げられる。

ゲームプレイ関連では、本作では永続的な進行システムが採用されているという。本作では、死ぬたびに世界が変化する。一方ですべての死に価値があるとされており、進化し続ける武器やスーツのアップグレードを選び、ロードアウトを永久的に強化できるとのこと。Housemarqueの過去作『Returnal』とは異なり、死亡してもリソースと進行が永続する仕組みで、強くなり続けながら困難な試練に立ち向かっていくようだ。

本作は、フィンランドのスタジオHousemarqueが手がけている。同スタジオは、2021年4月に『Returnal』をリリース。2023年にリリースされたSteam版では、記事執筆時点でユーザーレビュー約4600件中81％の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。プレイヤーからは達成感のあるローグライクTPSとして高く評価されてきた。なお同スタジオは、2021年6月にソニー・インタラクティブエンタテインメントの傘下となっている。

PlayStation Blogによると、本作は深みのある三人称視点のアクションとミステリアスなストーリーテリングを進化させた、新たな作品になるとのこと。本作関連では、ゲームプレイ映像が2025年中に公開予定。Arjun Devrajについては、俳優のRahul Kohliさんが演技を担当しているそうだ。

『SAROS』は、PS5（PS5 Pro対応）向けに2026年リリース予定だ。