協力マルチ対応幽霊調査ホラー『Phasmophobia』2025年開発ロードマップ公開。マップの追加・再構築やジャーナルの改修などを計画
![](https://automaton-media.com/wp-content/uploads/2025/02/phasmophobia-20250211-327984-header.jpg)
デベロッパーのKinetic Gamesは2月11日、サイコロジカルホラーゲーム『Phasmophobia』の2025年以降の開発ロードマップを公開した。本作は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。
本作は、ソロプレイおよび最大4人オンライン協力プレイに対応。プレイヤーは超常現象調査チームのメンバーとなり、さまざまなガジェットを駆使しながら、霊的存在が潜むといういわく付きの物件を調査する。本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューでは約61万件のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。また、昨年11月には売り上げ2000万本を突破している人気作品である。
『Phasmophobia』は、2020年9月より早期アクセス配信され開発が続けられている。そして今回、2025年およびそれ以降に導入を予定しているコンテンツなどの開発ロードマップが公開された。ロードマップの内容は、大型アップデート・マップ・シーズンイベントの3つの項目に分けて紹介されている。
まず大型アップデートについて、今年最初に配信されるのは「Chronicle」アップデートと名付けられ、調査にて収集した情報などを記すジャーナルの改修がおこなわれる。具体的には、写真とビデオのタブが追加され、調査中に撮影した証拠が集約。新ガジェットのSound Recorderで録音した音声もそこに記録され、それぞれ報酬として得られる価値を確認できるという。
また、今年配信される大型アップデートの第2弾では、プレイヤーキャラクターの改修が実施。キャラクターモデルを刷新し、アニメーションを改善させ、全体的なゲーム体験を調整するとのこと。各アップデートのさらなる詳細や配信時期は後日発表される。
![](https://automaton-media.com/wp-content/uploads/2025/02/phasmophobia-20250211-327984-001.jpg)
![](https://automaton-media.com/wp-content/uploads/2025/02/phasmophobia-20250211-327984-002.jpg)
マップに関しては、新規マップの追加と既存マップの再構築が計画。新規マップについて詳細はまだ明かされていないが、小規模な家屋であり、従来のマップのいずれとも異なる環境になるという。なお、本作にて今後追加されるマップは、いずれも比較的小規模なものになるとの方針も示された。より多くのマップを、より定期的に追加するための判断とのこと。
マップの再構築は、まずBleasdale Farmhouseについて3月に実施され、年内にはGrafton Farmhouse、6 Tanglewood Driveに関しても実施予定。ちなみに本稿の冒頭に掲載しているのは、Bleasdale Farmhouseの新バージョンのスクリーンショットだ。プレイヤーに馴染みあるマップの全体的な雰囲気を維持しつつ、新規アセットの追加や一部レイアウトの変更などをおこなうかたちで再構築が進められているという。
![](https://automaton-media.com/wp-content/uploads/2025/02/phasmophobia-20250211-327984-003.jpg)
最後のシーズンイベントについては、昨年実施されたイベントでのフィードバックをもとに、特に4月のイースターイベントには新たなアプローチが導入されるという。詳細は開催前に発表されるが、毎週マップが入れ替えられ、幅広いマップでイベントを体験しながら報酬を獲得できるようになるとのこと。ハロウィーンと冬のイベントに関しては、昨年と同じテーマが引き続き採用される。
そして2026年には、「Horror 2.0」と名付けられた大型アップデートを伴う正式リリースが予定。また、さらなるマップの追加や再構築などもおこなわれる計画とされている。開発ロードマップの詳細は公式サイトを確認してほしい。
『Phasmophobia』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中だ。