『NINJA GAIDEN 4』発表、Team NINJAとプラチナゲームズが共同開発。近未来の東京を舞台に、新主人公ヤクモが逆境のなか戦う

コーエーテクモゲームスは1月24日、『NINJA GAIDEN 4』を発表した。Team NINJAと、プラチナゲームズが共同開発するアクションゲームだ。

コーエーテクモゲームスは1月24日、アクションゲーム『NINJA GAIDEN 4』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series X|S/PS5で、2025年秋に発売予定。Xbox Game Pass向けにも提供される。

また、『NINJA GAIDEN 2』のリマスター版となる『NINJA GAIDEN 2 Black』も発表。こちらは本日配信開始となり、同じくXbox Game Pass向けにも提供される。


『NINJA GAIDEN 4』は、コーエーテクモゲームスのTeam NINJAと、プラチナゲームズが共同開発するアクションゲームだ。シリーズの前作『NINJA GAIDEN 3』の正統続編となり、新主人公として「ヤクモ」という名のキャラクターが登場。また、従来の主人公であるリュウ・ハヤブサも作中の随所に登場し、ヤクモにとっての大きな壁、そして成長の目標を指し示す存在として君臨するという。

本作の舞台となるのは、魔界からの影響を大きく受け、著しく変容し崩壊しかけている近未来の東京だ。『NINJA GAIDEN』シリーズの持つ独特なダークでハードな世界観を踏襲しつつ、サイバーパンク風の雰囲気もあり、また雨を大きなビジュアルのテーマに据えているとのこと。東京には終わりなき瘴気の雨が降り注いでおり、ヤクモは機甲兵隊や異界の魔物との戦いに挑む。本作は、ヤクモにとっての「逆境」をテーマに据えており、こうしたビジュアル面でも表現しているとのこと。

本作のゲームプレイについては、従来の『NINJA GAIDEN』シリーズの良いとこ取りをしつつ、現代に合わせて昇華。特に、高難易度で知られる『NINJA GAIDEN 2』の特徴が受け継がれているという。ただし、敵と戦う時の対等さ・公平性もまた同シリーズらしい部分であり、そうしたバランスの根幹的な部分も継承されているそうだ。

本作の特徴のひとつとしては、主人公のヤクモが操る忍術「血楔 (けっせつ) 忍術・鵺 (ぬえ) の型」が挙げられる。これは自身や敵の血を操り、巨大な武器として広範囲かつ大ダメージを与えられる技だという。本作では、1対1だけでなく、多数の敵を相手にする場面も用意され、そうした戦いに新たな選択肢をもたらすシステムとなる。また、ヤクモは鵺の型をメインに戦い、さらに条件を満たすと「血殺 (けっさつ) 」という敵を一撃で真っ二つに出来る技を発動可能だ。

『NINJA GAIDEN 4』は、PC(Steam)/Xbox Series X|S/PS5向けに2025年秋に発売予定。Xbox Game Pass向けにも提供される。


そして同時発表された『NINJA GAIDEN 2 Black』は、2008年にXbox 360向けに発売された『NINJA GAIDEN 2』のリマスター版だ。Unreal Engine 5を用いて開発され、『NINJA GAIDEN Σ2』に収録された要素も集約。紅葉・あやね・レイチェルといった追加キャラクターや、オートでサポートしてくれる難易度「最強の忍」も用意される。また、オリジナル版での歯ごたえや体験そのものを棄損しない程度に現代に合わせつつ、さまざまな調整やオプションの追加をおこなっているとのこと。

『NINJA GAIDEN 2 Black』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S/PS5向けに本日配信。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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