“恐竜だらけ未来惑星”ホラーアクション『Code Violet』発表。恐竜やお騒がせ人類の脅威から逃げ延びる、『ディノクライシス』リスペクトのSFサバイバルホラー

TeamKill Mediaは1月18日『Code Violet』を発表した。対応プラットフォームはPS5。発売は2025年7月を予定している。本作は、三人称視点で進行されるアクションホラーゲームだ。

TeamKill Mediaは1月18日、アクションホラーゲーム『Code Violet』を発表した。対応プラットフォームはPS5。発売は2025年7月を予定している。

『Code Violet』は、三人称視点で進行されるアクションホラーゲームだ。時は25世紀。地球は大変動が起こり、人が住めなくなった廃墟の惑星と化してしまう。残された人類は新天地を目指して星々をわたり、新たな人類の住処「Trappist 1-E」を再建する。しかし、大変動の影響によって、人々は不妊症を患ってしまい、人類存続の危機にさらされてしまう。

そのため人類はテクノロジーを使って異なる時代へと飛び、女性を「Trappist 1-E」へと移し、代理出産をさせる計画を実行。この計画によって、別の時代に住むヴァイオレット・シンクレアは不幸にもTrappist 1-Eに転送されてしまう。プレイヤーは転送されたヴァイオレットを操作し、Trappist 1-Eからの脱出を図る。

プレイヤーはヴァイオレットとして、Trappist 1-Eの住人たちから逃れることとなる。また、Trappist 1-Eには、人類だけではなく恐竜のような見た目のクリーチャーも存在。ヴァイオレットは人類とクリーチャー、2つの脅威からの逃走を図るのだ。トレイラーでは施設内を闊歩するクリーチャーから隠れる描写や、追ってくる巨大なクリーチャーを車両に乗って逃走する姿が確認できた。

ほかにもトレイラーでは、ヴァイオレットがハンドガンやライフルを持ち、クリーチャーやTrappist 1-Eの兵器と対峙する様子がうかがえる。ゲームでは、恐竜のようなクリーチャーに対し、銃器を用い、知恵を駆使した戦いを見ることができるだろう。本作はTrappist 1-Eからの脱出のなかで、先述の人類再建計画を進める組織「Aion Bioengineering Complex」の謎を知ることになるという。脱出劇だけに留まらないストーリーの広がりにも注目したい。

本作を手がけるTeamKill Mediaは4人の兄弟によって2016年に設立された、アメリカを拠点とするスタジオだ。本作は、1999年にカプコンより発売された『ディノクライシス』シリーズの精神的後継作であると謳っている。恐竜をテーマとしたホラー作品として、『ディノクライシス』にリスペクトを捧げている格好だ。また同社は昨年10月、恐竜をテーマにした一人称シューター『Son and Bone』をリリース。同作の恐竜のグラフィックなどの技術は、本作にも活かされているのかもしれない。

なおストーリーは、TeamKill Mediaが手がけたホラーシューター『Quantum Error』をはじめとする過去の作品ともつながりがあると語っており、同社の作品全体を通したストーリー構想や、本作で別作品との関連がどのように語られるかにも注目したいところだ。

『Code Violet』はPS5向けに2025年7月のリリースを予定している。

Tamio Kimura
Tamio Kimura

エンタメ大好き系ゲーマー。COOPゲームが大好き、クライム系だったらなおよし。

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