過酷戦争ドラマRPG『Long Gone Days』来年1月16日国内向けリリースへ。「現実世界」を舞台に、仲間の士気を上げ不毛な戦争を生き延びる

Beep Japanは12月20日、『Long Gone Days』について、2025年1月16日に発売することを発表。PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5向けにリリースされる見込み。2018年に早期アクセス配信として登場していた作品が、国内向けにも登場する形だ。

Beep Japanは12月20日、『Long Gone Days』について、2025年1月16日に発売することを発表した。対応プラットフォームは、公式サイトによればPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5。なお本作はすでにPC(Steam)にて販売中。また海外向けにはNintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けにリリース済み。Beep Japanのパブリッシングにより、日本語への対応と国内向け販売がおこなわれるかたちだ。

『Long Gone Days』は現代世界を舞台としたJRPGだ。主人公となるロークは、「コア」という民間軍事会社で生まれ育った若者。ロークは狙撃兵としての初任務で生まれて初めて地上に出ることになったものの、そこでは想像していた世界と現実の違いを知らされることとなる。

海外版ローンチトレイラー

本作の特徴としては、遠距離から敵を狙撃するスナイパーモードと、敵と正面に向かい合って行う近接戦闘の2種類の戦闘が繰り広げられる点が挙げられる。スナイパーモードは狙撃兵たるロークがライフルを使って狙撃をおこなう。スコープ越しに敵を見つけ、遠隔で排除することになる。

一方で近接戦闘では、ターン制にて戦闘が繰り広げられる。プレイヤーは戦闘の中で、狙う相手の「部位」を選択できる。たとえば胴体であれば、敵に回避される可能性は低くなるものの、敵の防御力は高くなる。代わりに頭を狙った場合には、敵の防御力は非常に低くなるが、より攻撃を避けられやすくなる。そうして命中率とダメージのバランスを考えつつ、戦闘をこなしていくのだ。

また現代世界における戦争をテーマにして展開されるストーリーも特徴の一つだ。ゲーム内では会話において言語の壁にぶつかってしまうこともある。そうした際には、通訳を雇うことでコミュニケーションをとれるようになる。さらに本作には「士気」の概念も存在。士気が高ければ攻撃にクリティカルヒット判定が付属するが、反対に士気が低ければ攻撃力は半減してしまう。そうした士気の向上にも会話によるコミュニケーションがかかわってくる。ストーリーの分岐にも影響を及ぼすため、ひとつひとつの選択が重要となってくるのだ。

本作を手がけるThis I Dreamtは、チリ・サンティアゴを拠点とするインディーゲームデベロッパーだ。アーティストのCamila Gormaz氏とゲームデザイナーのPablo Videla氏が共同で本作のライターを務めており、Camilo Valderrama氏がプログラムを担当するという体制で制作されているようだ。本作は2016年にプロトタイプが発表され、2018年には早期アクセス配信を開始。2018年時点で弊誌が問い合わせたところでは、日本語へのローカライズも検討/進行中であるとの回答がおこなわれていた。それが今回、ついにBeep Japanよりリリースされるにあたって、正式に日本語に対応しつつ国内向けにも販売されることが発表されたかたちだ。

Long Gone Days』は2025年1月16日にPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5にて日本語対応/国内発売予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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