リアル救急救命士シム『Ambulance Life: A Paramedic Simulator』来年2月7日配信へ。大急ぎで救急車を運転しケガ人を救急処置&搬送、しかし“全員は救えない”状況も
パブリッシャーのNaconは12月20日、Aesir Interactiveが手がける救急救命士シミュレーションゲーム『Ambulance Life: A Paramedic Simulator』を、2025年2月6日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。Steamストアページによると、日本では時差の関係で2月7日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。
本作は、リアルに表現された都市を舞台に、救急救命士としての仕事を体験できるシミュレーションゲームだ。事故現場に急行し、状況に応じた適切な救急処置を施す。
『Ambulance Life: A Paramedic Simulator』の舞台となるのは、アメリカ西海岸をモチーフにした都市だ。大きく分けて3つの地区で構成され、ビジネス街や工業地帯など多種多様な環境が存在。また、それぞれのエリアで住民の生活スタイルなどが異なり、発生する事故の種類にもかかわってくる。
本作にてプレイヤーは、救急救命士としての仕事をこなす。ゲームモードは、新米救急救命士となって初めてのシフトに臨むものと、熟練救急救命士向けの2種類が用意。事故発生の連絡が入ったら、救急車に乗り込んで現場に急行する。その運転もプレイヤーがおこない、渋滞なども存在するなか最適なルートを見出して、一刻も早く事故現場にたどり着くことを目指す。
事故現場に到着したら、まずは状況を分析する。負傷者と話をして事故の状況を聞き出し、必要な検査をおこなって初期診断をするのだ。本作には、聴診器や酸素マスクなど10種類の医療器具が用意され、リアルな処置を体験できるとのこと。事故現場では、ちょっとした切り傷から重傷まで多種多様なシチュエーションが発生。重傷の場合は救急処置を施し、ストレッチャーで負傷者を運び、出来るだけ迅速に病院まで搬送しなければならない。
また本作では、多数の負傷者が発生する大惨事に遭遇することもあるという。その際には、迅速に診断することはもちろん、被害者たちを負傷の度合いに基づいて分類分けし、できるだけ多くの命を救うことが求められる。必ずしも全員を救える状況ばかりではなく、プレイヤーは道徳上のジレンマとも向き合うことになるそうだ。
『Ambulance Life: A Paramedic Simulator』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年2月7日配信予定。すでに予約受付が開始されており、通常版の価格はPC(Steam)版が3400円、PS5版が5830円、Xbox Series X|S版は6270円(いずれも税込)となっている。また、PC(Steam)では体験版が配信中だ。