人気ポーション屋経営シム『Potion Craft』大型パッチ配信。庭のシステム刷新や才能スキルなどリニューアル&新要素沢山、なぜか『デイヴ・ザ・ダイバー』のデイヴも登場
パブリッシャーのtinyBuildは12月7日、『Potion Craft: Alchemist Simulator』(以下、Potion Craft)向けにパッチ「魔法の庭2.0」を配信した。同アップデートでは、庭園の仕組みが一新されたほか、新しい才能システムやゲーム難易度の導入などのさまざまな調整が盛り込まれている。
『Potion Craft』は、新米の錬金術師になってポーション屋を営むシミュレーションゲームだ。プレイヤーの経営するお店には、魔法のポーションを求めるお客が毎日のように訪れる。お客の求めに応じるために、プレイヤーは材料を大鍋の火でかき混ぜてポーションを調合していく。ポーション作成の材料は店の裏にある庭で採集できるほか、行商人から購入することもできる。調合では材料の種類を変えたり、材料をすり潰したり水を加えたりとさまざまな加工が可能。異なる効果を持つポーションを作り分け、ポーション屋として経営を進めていくのだ。
本作は2021年に早期アクセスが配信され、配信後3日間で10万本を売り上げた(関連記事)。2022年には正式リリースを配信しており、これまでに高い評価を得た。Steamユーザーレビューには約2万7000件が寄せられ、うち90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している人気作だ。
今回配信されたパッチ2.0では魔法の庭の仕組みが一新。どの材料を育てられるかをこれまで以上にプレイヤーが自由に管理することができるようになった。魔法の庭には「池」や「水晶の洞窟」などが新エリアとして開放され、植物以外の材料も収穫できるようになった。行商人や顧客などのNPCも追加されており、『デイヴ・ザ・ダイバー』のデイヴがパッチ2.0からの新キャラクターとして登場する。
錬金術師の才能システムも、パッチ2.0でリニューアルされた。50以上の新しい才能が追加されており、それぞれの才能をレベルアップさせることで強化できる。ゴールドを支払うことで才能ポイントをリセットすることができるので、ゲームを進めるなかで新しい才能の組み合わせを試したいときも気軽に試せるようになった。
さらに、ポーション屋のカスタマイズ要素として店内の家具の配置を変更したり、棚を飾り付けたりなども可能になっている。4段階の難易度選択など、システム面でも多くの変更が加えられている。アップデートの詳細についてはパッチノートを参照されたい。
大規模なアップデートとなったパッチ2.0ではあるものの、開発陣によるとこれで終わりではなく『Potion Craft』のアップデートは今後も実施されていくとのこと。開発元によると、錬金術用の道具のアップグレードや新しい材料などのさらなる新要素の搭載を予定しているそうだ。
『Potion Craft: Alchemist Simulator』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中だ。