『真・三國無双 ORIGINS』“体験版の呂布”にプレイヤーが続々となぎ倒され、悲鳴飛び交う。名もなき英雄の前に立ちはだかる、人中の呂布
コーエーテクモゲームスは11月22日、『真・三國無双 ORIGINS』の体験版を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。本作体験版では「汜水関の戦い」を遊ぶことができるものの、強敵・呂布が立ちはだかっているようで、多くのプレイヤーが苦戦する阿鼻叫喚の様相を呈している。
『真・三國無双 ORIGINS』は、ω-Forceが手がける『真・三國無双』シリーズの最新作だ。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、価格はパッケージ・ダウンロード版ともに税込9680円となる。本作は2025年1月17日に発売予定だ。
本作では「三国志」の時代にて、オリジナル主人公である「名もなき英雄」の視点を通して新たな物語が描かれる。原点回帰をコンセプトとしつつ、「赤壁の戦い」までを描く内容となっており、特に『真・三國無双』シリーズ新規ユーザーに向けて、丁寧に魅力を伝える作品として押し出されている(弊誌インタビュー記事)。
『真・三國無双 ORIGINS』の体験版は本日11月22日に全プラットフォーム向けに配信された。体験版では羅貫中による小説「三国志演義」にて描かれた戦いをモチーフとした、「汜水関の戦い」がプレイ可能となっている。
当時中国大陸では、董卓が都にて専横を極めていた。事態を憂えた諸侯は連合し、討伐軍を結成。洛陽に繋がる関所「汜水関」を攻めることとなる。しかし董卓軍には、武勇で名を馳せる華雄など、名だたる武将が集っていた。その中でも特に剛勇をもって知られていたのが呂布だ。そのあまりの強さに“人の中で一番強い”という意味を込め、「人中有呂布(人中に呂布あり)」と賞されることもあったという。
『真・三國無双』シリーズにおける呂布も、「三国志演義」などでの描写をなぞるように、他の武将と比べ圧倒的な力を誇ってきた。並の攻撃ではひるまず、プレイヤーの体力はすぐに削られてしまう。過去作でも、呂布と相まみえることになる「汜水関の戦い」「虎牢関の戦い」などで、味方があっという間に倒されてしまったり、やられてゲームオーバーになってしまったプレイヤーも数多くいるのではなかろうか。
『真・三國無双 ORIGINS』の体験版でもそうした強さは健在。それどころか、「あまりに強すぎる」とSNS上で悲鳴が飛び交っている。突如「ソウルライク」になったなどという声も見られ、話題となっている。筆者も検証のために呂布に挑んでみたところ、最低難易度「歴史を追う者」であるにも関わらず、顔面を掴んで地面に叩きつけ、一撃で体力の半分ほどを奪う攻撃に遭遇。最低難易度でもこの有様であるため、より上の難易度の呂布の強さは、推して知るべしだろう。
また本作では固有のゲージ「闘気」を消費して放つ武芸や、タイミングよくガードして反撃する「弾き返し」が存在。そのほかさまざまなシステムも実装されており、体験版時点では操作に慣れている途中のプレイヤーもいるだろう。そうした複数の要因が重なり、より呂布の強さが印象付けられた、ということもあるかもしれない。
なお本作のプロデューサーを務める庄知彦氏は体験版の呂布について、「体験版専用の呂布」であり、特別な調整が加えられているとX上で発言している。製品版の「汜水関の戦い」では登場しないとのことで、あまりに強すぎる呂布になぎ倒される、ということはなさそうである。
しかし中には、最高難易度「逆境を覆す者」でも呂布を撃破したという報告も散見される。腕に覚えのある方は、体験版をダウンロードして特別仕様の“人中の呂布”に挑戦してみてはいかがだろうか。
『真・三國無双ORIGINS』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに、2025年1月17日にリリース予定だ。