グラビティゲームアライズ株式会社は11月20日、『東京サイコデミック~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』(以下、東京サイコデミック)のグローバル版を11月28日発売すると発表。これにあわせて同日に本作国内版の価格を改定することを告知した。5940円から3960円に値下げとなる(いずれも税込)。
本作は、リアル科学捜査シミュレーションゲームと銘打たれた作品だ。ディレクターは、『東京魔人學園伝奇』『九龍妖魔學園紀』などを手がけてきた今井秋芳氏が務めている。本作の舞台は、3年前に未知のウイルスによるパンデミックで首都が封鎖された東京だ。現在では封鎖も終息へ向かい日常を取り戻したかに思われたが、なぜか超常的な事件が多発。探偵の主人公は、仲間と共に不可解な事件へと立ち向かうこととなる。
調査においては、本格的な科学捜査ツールを使って情報を集めていく。監視カメラの映像など、事件の瞬間が収められた映像が確認。事件に関わる動画から被害者の行動などをチェックすることで、真相へと迫るのだ。また集めた証拠は、エビデンスボードを使って整理していくことになる。事件解明度によってエンディングが分岐を見せる点も特徴だ。
本作は国内向けにはPS5/PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに5月30日に発売。このたびグローバル版が11月28日に発売されることが発表された。あわせて同日に本作国内版の価格が値下げとなり、5940円から3960円に改定される見込みだという。
海外向けに展開されるゲームでは、発売タイミングの遅れや為替レートなどが理由となってか、国内版よりも価格が安めに設定される例もある。国内版は価格が据え置かれるケースもあるものの、『東京サイコデミック』では発売と同時に定価が値下げされるという丁寧な対応がとられる格好だ。約2000円となかなかの値下げ幅となっており、興味のある人は価格改定を機に本作を手に取ってみるのもいいだろう。
『東京サイコデミック~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』は、PS5/PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中だ。