デベロッパーのAtom Teamは11月12日、『Swordhaven: Iron Conspiracy(ソードヘイヴン)』を12月12日に早期アクセスとして配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)で、PC(Epic Gamesストア)およびNintendo Switch/Xbox/PS向けにも展開予定のようだ。ゲーム内は日本語表示にも対応予定。
『ソードヘイヴン』は、ファンタジーCRPGだ。初代『バルダーズ・ゲート』などから影響を受けているという。本作でプレイヤーは、未開の地「ノヴァ・ドラコニア」を目指す冒険者となる。旅の途中で瀕死の男から託されたアーティファクトをきっかけとして、巨大な陰謀渦巻く、一世一代の大冒険に乗り出していくのだ。
『ソードヘイヴン』は、往年の傑作CRPGをベースとしたシステムを採用。戦闘では、ターンベースモードのほか、一時停止可能なリアルタイムモードを利用しテンポよく楽しむこともできるそうだ。また、本作ではクラスに縛られないキャラビルド方式となっており、ステータスの組み合わせでユニークなゲーム体験が得られ、会話もクエストの解決法も多種多様に枝分かれしていくようだ。
そしてUIについても、プレイヤーの好みにカスタマイズ可能。ユニークなNPCが息づく広大でノンリニアな世界を探索し、多数のクエストはどのようなビルドでも楽しめるようアプローチが用意されているという。
このたび、本作の早期アクセス配信について、12月12日に開始されることが告知された。早期アクセス期間は1年から1.5年を見込んでおり、遅くとも2026年第3四半期には正式リリース予定だという。早期アクセス配信開始時点では、ワールドマップの中央エリアが実装済。複数のダンジョンや2つの大きな村、多様なバイオームのランダムエンカウントマップなどが含まれるそうだ。
正式リリースに向けては、エフェクト・改良されたモデル・戦闘アニメーション・武器テクニック・探索可能ロケーション、そしてクエストやアイテムといったコンテンツが多数追加実装されていく見込みだ。
本作を手がけるAtom Teamは、東欧各国の開発者が集まるデベロッパーだ。過去には初期『Fallout』シリーズに影響を受けたポスト・アポカリプスRPG『ATOM RPG』および、続編『ATOM RPG Trudograd』をリリース。いずれも本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューにて「非常に好評」ステータスを得ている。『ソードヘイヴン』では、ポスト・アポカリプスからファンタジーへと世界観をがらりと変え、古典CRPG開発の手腕が発揮されそうだ。
『Swordhaven: Iron Conspiracy(ソードヘイヴン)』は12月12日、PC(Steam/GOG.com)向けに早期アクセスとして配信開始予定。なお、PC(Epic Gamesストア)およびNintendo Switch/Xbox/PS向けにも展開予定のようだ。ゲーム内は日本語表示にも対応予定だ。GOG.comでは、本作の体験版も配信中。