日本風オープンワールド走り屋ゲーム『JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター』来年春発売へ。広大な「群玉県」の田舎や大都市を、RX-7やフェアレディZで爆走

4Divinityは11月14日、『JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター』を2025年春に発売すると発表した。架空の「群玉県」を舞台とする、オープンワールドレースゲームだ。

パブリッシャーの4Divinityは11月14日、『JDM: Japanese Drift Master(JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター)』を2025年春に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)。本作は国内向けにはBeep Japanがパブリッシングを担当し、日本語ローカライズもおこなわれる見込み。

『JDM: Japanese Drift Master』は、オープンワールドレースゲームだ。開発はポーランドに拠点を置くGaming Factoryが手がけている。本作の舞台となるのは日本・本州の架空の県「群玉県」。250キロ以上とされる広大なオープンワールドが用意され、プレイヤーはストーリー仕立てのイベントやクエストをこなしていく。


マップには曲がりくねった峠道から賑やかな街中など、変化に富んだ道路が用意されるという。ダイナミックに移り変わる天候や昼夜のサイクルなども存在し、さまざまな風景の中愛車を飛ばすことになるようだ。そうした舞台で展開されるストーリーは、漫画仕立てで描かれていく。

作中の登場車としては、MAZDA、NISSAN、SUBARUなどの車を含む30種類以上のライセンスカーが収録。駆動音は本物の車からオリジナル・レコーディングで収録され、独自技術で再現されているという。また運転においては、物理演算のリアルさもアピールされている。操作はキーボード・マウス、ゲームパッドのほかハンドルコントローラー(ステアリングホイール)にも対応しているとのこと。

 


本作は2023年4月に『Japanese Drift Master』として発表され、同年10月にSteamにてデモ版が期間限定で配信開始。当初は架空のハイカマ湖のほとりの田舎町が舞台とされていた。「ターボ鮪家」といった奇妙な看板が点在しつつも、日本風の街並みがしっかりと再現されている点から注目を集めていた(関連記事)。

そして今年8月には本作の前日譚を描く無料プロローグ版『JDM: Rise of the Scorpion』が配信開始(関連記事)。今回ついに製品版となる『JDM: Japanese Drift Master』の発売が2025年春と告知された格好だ。現在はプロローグ版におけるフィードバックなどを通して細部を磨き上げ、全体的なクオリティを向上させることに注力されているとのこと。

ちなみに今回公開されたトレイラーでは新たなロケーション「市殻(いちから)」のイメージ映像もお披露目。東京のもっとも近代的な街にインスパイアされた大都会だという。当初はハイカマ湖周辺の田舎町だけで想定されていた舞台も群玉県のさまざまなロケーションに拡大されるようだ。市殻でも一部主張の強い看板は健在の様子ながら、こちらもしっかりと日本風の街並みが再現されているようである。“走り屋”ゲームとしてさまざまこだわりも感じられる作品であり、今後も発売日を含め続報に注目したい。

JDM: Japanese Drift Master(JDM:ジャパニーズ・ドリフト・マスター)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに2025年春に発売予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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