思い出再現パズルアドベンチャー『The Star Named EOS ~未明の軌跡へ~』7月23日発売へ。写真の構図でシャッターを切り、家族の愛を解き明かす

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは6月9日、『The Star Named EOS ~未明の軌跡へ~』を7月23日に発売すると発表した。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは6月9日、『The Star Named EOS ~未明の軌跡へ~』を7月23日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG/Humble Store/Heybox/Sonkwo)。発表にあわせて、トレイラーも公開されている。

『The Star Named EOS ~未明の軌跡へ~』は、母の足跡を辿って写真を撮影していく、ストーリー重視のパズルアドベンチャーゲームである。本作の主人公デイは、若き写真家だ。デイには幼い頃、旅行中の母から定期的に手紙が届いており、いつも1枚の風景写真が同封されていた。母が行方不明になったあと、デイはある日写真の中に奇妙な箇所を発見。失踪の真相を確かめるため、写真に映された場所を巡っていく。母の足跡を辿る写真撮影の旅によって、家族の物語が描かれるそうだ。

主人公のデイは、写真の風景を再現し、思い出をカメラで撮影していく。本作では、手書きのパノラマによって各シーンが表現されている。シーン内では、母の写真と似た場所やモノが存在。角度やズームをあわせてシャッターを切り、母の写真と同じ風景を撮影するのだ。ただし本作では、シーン開始時点では何かが足りないなど、そのままでは再現ができないようだ。

そこでプレイヤーはパノラマ内を探索。パズルや謎を解き、足りないものを集めて風景を再現することで、母の足跡を辿っていく。パズルは中級者向けとされており、周囲の観察や複数のアイテムが必要な手応えのある謎が展開。再現の過程では、過去の記憶の断片から少しずつ家族の愛の謎が解き明かされるという。手書きのアートスタイルとパズルによって、過去を振り返る不思議な旅が繰り広げられる。なお本作にはキャラクターボイスが存在。日本語版では、声優の悠木碧さんが声を担当している。

 


本作を手がけているのは、Akatsuki台湾のインディーゲームスタジオSilver Lining Studio だ。過去作としては、『Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜』をリリース。同作はSteamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で4130件中95%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得している。同作では手軽なパズルと共に展開される画家の女性の物語や雰囲気が評価されていた。

本作では、Steamにてキャラクターボイスに対応した体験版が配信中。一足先に、本作の一部がプレイ可能となっている。

The Star Named EOS ~未明の軌跡へ~』は、7月23日に発売予定だ。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG/Humble Store/Heybox/Sonkwo)。ニンテンドーeショップによると、通常価格は税込1700円になるようだ。またNintendo Switch/Xbox Series X|S /GOG/Humble Store/Heybox/Sonkwoでは、10%オフでの予約も開始されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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