クランクを回して遊ぶ携帯機「Playdate」ついに“注文後にいつでも発送可能”に。予約受付分の出荷完了したため

パブリッシャーのPanicは2月14日、同社が手がけた携帯型ゲーム機Playdateについて、予約受付分が出荷完了し、日本国内においていつでも発送可能と発表した。注文した場合、数日以内に出荷されるようだ。

パブリッシャーのPanicは2月14日、同社が手がけた携帯型ゲーム機Playdateについて、予約受付分が出荷完了し、日本国内においていつでも発送可能と発表した。注文した場合、数日以内に出荷されるようだ。


Playdateは74×76×9mmの手のひらサイズの携帯型ゲーム機。十字キーやABボタンに加え、側面にクランクが搭載されていることが大きな特徴だ。クランクを前後に回すことでアナログ入力をおこなうことが可能となっている。ディスプレイは2.7インチのモノクロである。

本機には計24本のゲームが同梱されており、購入してセットアップが完了すると、12週間にわたって毎週2本ずつ無料で提供されるようになっている。このなかには、『塊魂』の生みの親である高橋慶太氏が手がける『Crankin’s Time Travel Adventure』や、『Getting Over It with Bennett Foddy』で知られるBennett Foddy氏の『Zipper』などがある。


Playdateは2021年7月より予約受付を開始。バッテリー不具合などで出荷延期のトラブルに見舞われるといった事態もあったものの、2023年4月までには約5万台を出荷(関連記事)。2023年前半までに5万台を出荷するとの計画に基づいて、順調に売り上げられてきた。

その後も予約を受け付けつつ出荷が続いていた。それが今回、7万台以上の予約分の出荷をすべて終え、即時出荷が可能となったようだ。加えて発送可能な国も20か国以上に拡大したとのこと。韓国やニュージーランド、スイスなど各地域でも注文ができるようになったようだ。


本機でプレイ可能なゲームは公式サイト内のゲームカタログから確認可能。またitch.ioにて配信されているゲームにもPlaydate対応ゲームがあり、その総数は750以上にのぼる。先述の通り、現在本機では24本のゲームが配信されており、リリース時にはシーズン制のモデルが計画されていることも伝えられていた。PlaydateのプロジェクトリーダーであるGreg Maletic氏によると、当初の計画通りシーズン制で新しい公式作品を提供することにも前向きなようだ(The Verge)。

ちなみに、Playdate Stereo Dockとして、Playdateを充電しつつスピーカーともなるドックも近日発売予定とのこと。Playdate Stereo Dockはペン立てにもなるといい、ペンも付属するそうだ。今後のシーズン展開も含め、続報に注目したいところだ。

Playdateは、公式サイトにて販売中。価格は199ドル(約3万円)。公式サイトによれば現在取り寄せには2、3日かかるようだ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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