『サイバーパンク2077』無料アプデ2.1では電車に乗って移動可能に。恋人と家デート、アダム・スマッシャー超強化など新要素もりもりで12月5日配信へ
CD PROJEKT REDは12月2日、『サイバーパンク2077』PC/PS5/Xbox Series X|S版に向けた無料アップデート2.1を12月5日に配信すると発表した。ナイトシティ内のメトロに乗車可能になるなど、さまざまな新要素が実装される。
『サイバーパンク2077』に向けては9月22日に無料アップデートとなるパッチ2.0が配信開始。パークツリーや警察システムが刷新されたほか、車上戦闘システムの実装やさまざまな調整がほどこされた。さらに9月26日には本作にとって最初で最後の大型拡張パックとなる「仮初めの自由」がリリース。拡張パックでは壁で外部と隔絶された危険地帯ドッグタウンが登場。“新合衆国大統領”を巡るスパイ・スリラーをテーマにした新たな物語が描かれる。
そして今回、無料アップデート2.1が12月5日に配信されると発表された。同アップデートでは新要素が実装。まず大きな変更としてナイトシティ全域を走るNCARTメトロが乗車可能な移動手段として実装される。車内でのナイトシティ住民たちの日常風景や、車窓からの眺めを楽しめる乗り物になるそうだ。また車の運転時にしか利用できなかったラジオが徒歩やNCARTメトロでの移動時でも聞けるようになる「ラジオポート」機能が追加される。なお会話イベントなどが始まると自動的にオフになる仕様とのこと。各イベントへの没入感をそがれることもないそうだ。
さらにストリートレースを繰り返しチャレンジできる要素も導入。クレアとのサイドジョブ「THE BEAST IN ME/内なる野獣」でのみプレイできたストリートレースを何度でも遊べるようになる。賞金を獲得したり、オートフィクサーでの車両購入時の割引を入手したりできるそうだ。また新たな車両も登場。オープンカー「ポルシェ 911 カブリオレ」のほか、5種類の新バイクが登場する。バイクは重心移動ができるようになり、ウィリーやジャックナイフといったトリックを可能になる。またハンドリング機能も向上しているとのこと。
そのほかアップデートではボスであるアダム・スマッシャーが、アニメ「サイバーパンク: エッジランナーズ」のようにサンデヴィスタンのサイバーウェア能力を使ってくるようになる。またスマッシャー含めボスAIが改善され、ほかのボスにもテコ入れがおこなわれるそうだ。またアクセシビリティ設定も追加され、インターフェース上のフォントサイズ調整やハッキング時のミニゲーム「ブリーチプロトコル」の時間制限オフなどが可能になる。
なお一連の変更点については上記公式Twitch配信番組にて紹介されている。気になる人はチェックしておくといいだろう。また放送内で紹介されなかった新要素として、プレスリリースによれば自宅に恋人を招き「家デート」を楽しむ機能も追加されるという。
ちなみに本作に向けては大規模なコンテンツアップデートが、アップデート2.0以降計画されていないと伝えられていた(関連記事)。一方で今回のアップデートは新要素がさまざま追加される内容で、サプライズ的なアップデートといえそうだ。本作に向けては12月5日に『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』が配信予定。本編と拡張パック「仮初めの自由」をセットにした完全版として展開される。さまざまな新要素が実装される無料アップデート2.1は、同エディションにあわせたアップデートとなるわけだ。本作の最後を彩るとみられる、各種新要素の登場を楽しみにしたい。
『サイバーパンク2077』の無料アップデート2.1は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに12月5日に配信予定だ。『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』ダウンロード版も同日PC/PS5/Xbox Series X|S向けに配信予定となっている。また同エディションはPS5向けパッケージ版が2024年2月15日に発売予定だ。